食べ物

身辺雑記_「ちむどんどん」と山の小説

花より団子のたとえあり 昨日は中秋の満月だった。ススキを花器に生け、団子と月餅を飾ったおかげだろうか、綺麗な満月が眺められた。 11号につづいて台風12号が先島諸島に近づいている。例年のことなので沖縄の人たちには年中行事の台風襲来なのかもしれな…

なんのために食べるのか

生きるために食べるのか、食べるために生きるのか。難題である。 若い頃は生きるために食べていた。その日その日を乗り越えるためにエネルギー補給が必要だった。 最近は朝起きるとまず最初に今日の晩飯は何を食べようかと考えるようになった。若い頃とは明…

春一番と蕗の薹

今日、関東地方に春一番が吹いた。例年より随分と遅い風の日だった。気温が上がり日差しも暖かくて春の到来を肌身で感じた一日だった。 いつものようにバスに乗って大船まで行き、あとは徒歩で鎌倉の尾根を目指した。そこかしこに紅白の梅の花が開き道端には…

あんパン考

昨日はバレンタインデーだったのでお昼のお弁当はチョコレートパンにするつもりで、電車に乗る前にコンビニに寄った(ひとりチョコプレゼント)。 調理パンの隣の棚に甘い菓子パン陳列されていたが、昔ながらのサザエのような形で中にチョコレートクリームの…

大雪狂想曲

雪は豊年の瑞(しるし)。 万葉集(三九二五)に「新しき年の初めに豊の年しるすとならしに雪の降れるは」と読まれ、年を越して新年(旧暦)を迎えても雪の多い年は豊年のしるしであるという。現代の統計では当たるも八卦当たらぬも八卦当のようだけれど、古…

豆の話

(備蓄の豆)いよいよ明日は節分。こどもの頃から慣れ親しんだ楽しい行事、鬼は外、福は内と叫びながら福豆を玄関や外の庭に撒く、豆まきの時季になった。 節分の豆まきは、古代中国の行事に由来し、日本では平安時代に宮中の儀式として始まったらしい。はじ…

冬の花

葛原岡神社近くの桜 境内の椿 一月最後の日曜日は大船駅までバスで行きスマートフォンを見ながら街中を抜けて鎌倉中央公園から梶原を経て源氏山まで散歩した。公園から源氏山までは初めて歩く道だ。意外と近い道のりだった。 公園では谷戸で籾焼きの紫煙を上…

ふるさと納税で地元のマグロを頼んでみた

昨年末、初めてふるさと納税に挑戦してみた。 納税額を調べて上限額を調べたりインターネットでの注文の仕方が複雑で面倒くさい感じがしていたが、意外と簡単に申し込みが出来た。でも他県に税金を寄付してしまうと地元の納税額が減ってしまって自分の町の行…

城崎にて

兵庫県の日本海側にある有名な温泉地、城崎を一度訪ねてみたいと思っていた。 なぜかと聞かれても、とり立てて明確な理由があるわけではないが、強いて言うなら中学生時代に読んだ志賀直哉の私小説「城崎にて」がきっかけだろうと答えることになるのだろう。…

冬至かぼちゃ

今日は冬至。 手作りのかぼちゃ料理の夕餉だった。 海老や玉ねぎなどを煮込んだホワイトソースを小ぶりのかぼちゃに詰めて、オーブンで焼いて出来上がり。 焼き上がりまで待っている間に赤ワインですっかり酔ってしまった。 何故冬至に「かぼちゃ」なのか、…

東京旅行

この数日、風は強いが明るい陽射しが降り注ぐ小春日和が続いている。 実に久しぶりに電車に乗って東京旅行に行ってみた。東京に行くのはほぼ二年ぶりだ。 銀座三丁目の紙パルプ会館内セントラルミュージアムで開催されている、妻の学校時代の友人が所属する…

秋ふかし

岐阜県多治見の友人から恒例の富有柿が送られてきた。いよいよ秋も盛り。この食感がたまらない。すっかり熟して甘味が強くなってからも絶品だ。 コロナ禍ばかりのせいではないが、このところとんと夜の外出をしなくなった。おかげで早寝早起きはもう毎日の日…

夏の粧

梅雨明けとともに連日最高気温が30度を越す真夏日が続く。 ジメジメとした蒸し暑さから一気に眩暈を誘う厳しい日差しが降り注ぐ日々に様変わりして 肌に痛いほどの直射日光に当たるとたちまちに蒸発してしまいそうな気がする。 日中は熱中症にならないように…

念ずれば通ず(蛸の話)

ここ数日ずっと、蛸が食べたいと思って過ごしていた。 寿司屋に行けば誰でもが必ず注文したいネタがあるに違いない。なんと言っても鮪がダントツの一位だろう。自分の場合は、その次にイカ、そして蛸である。美味いイカや蛸に遭遇したときは至福を感じる。 …

ひよこ豆と餃子の皮でサモサを作る

春の嵐の一日。 昨日は朝から雨と風、雷が響く荒れた一日だった。 一日家にいたので暇つぶしにひよこ豆と餃子の皮でサモサを作った。 味付けはクミンパウダー、ターメリック、オイスターソース、粉山椒と塩。 ひよこ豆は水から茹でたが、なかなか柔らかくな…

雛祭りを祝う

昨日は3月3日、桃の節句。 我が家には女の子供がいなかったので、昔から雛祭りを楽しむ習慣がなかった。 それでも季節の巡りはうれしい。 指折り数えても、あと何回、春を迎えられるかわからないから、この国の古来から続く祝い事は大切にしたいと思うよう…

大寒の週末は雨

寒い日が続いている。 乾燥した北風が吹く毎日だが、この週末は久しぶりの雨になった。 大寒の雨は雪になる予報だ。 母の命日が近づいたので、雨の中、車を運転して墓参り行った。 コロナ禍で、このところ遠出をしていないし、運動不足解消に近場は歩いてい…

小寒を過ぎて

コロナウイルス感染患者の爆発的な増加とともに新年が明けて、すでに十日余りが過ぎた。 牛の背に乗って善光寺参りもままならないうちに、首都圏に再び緊急事態宣言が発布された。 関東の正月はこの地方ならではの好天が続き、小寒を過ぎていよいよ本格的な…

100のレシピ

今月のdancyu は秀逸である。 表題には「dancyu30年の集大成。おいしいレシピ100」とある。 数日前に見た新聞広告に魅せられて買ってしまった。 手にすると、内容がなかなか濃い。 作ってみたいレシピやこんな料理があるのかと驚きの記事が掲載されている。 …

コキの目覚め

インカの目覚めという馬鈴薯がある。 ジャガイモは南米ペルーの高地が原産だ。日本には南蛮船によってもたらされた。無骨だが味があって、土まみれで決して華やかな存在とは言えない芋。 芋のように暮らして、自分もとうとう今月、古希の月を迎える。 生まれ…

秋田で湯治

GoToトラベル・キャンペーンのなか予約が取れたので、慢性腰痛の療養に秋田の乳頭温泉郷に湯治に行った。 角館で食べた比内鶏の親子丼と稲庭うどん この温泉は田沢湖を眼下に眺める秋田駒ケ岳の山腹にある。 スキー場のある田沢湖温泉郷を過ぎ、ブナの森のな…

お彼岸の中日

今日はお彼岸の中日。 するべき心の安らぎはお墓まいり。 でもすでに先週済ませてしまったので せめてお線香だけでもと思ったが、なぜか蚊が家に入ってきてしまったので 代わりに渦巻きの蚊取り線香を焚いた。 殺生はお彼岸にそぐわないから、窓を開けておい…

名残の花と秋の実り

窓の外に目をやるといつの間にか燕の姿を見ることがなくなり、夕闇が近づくにつれ蝙蝠がせわしなく飛び交うようになった。 朝晩、すっかり涼しくなった。昼間は暑かったので昨夜は窓を開けたまま寝てしまい、未明に肌寒くて目が覚めた。 ベランダの朝顔の蔓…

久しぶりの映画

このあいだの日曜日は台風10号の影響で大雨になる天気予報が大外れ、終日陽射しが強い眩しい一日だった。 天気が悪い予報だったけれど、せっかくの日曜日を一日家にいるのももったいないので、コロナ禍ですっかりごぶさになってしまった映画館に行ってみるこ…

平凡な土曜日

台風10号が南の島に近づいている。強風と豪雨で、百年に一度の規模の台風だと報道されている。 今週はよく働いた。暑い中、よく歩いた。 昨日は早く寝たので午前3時前に目が覚め、NHKプラスを見たりインターネットを観たりで朝を待っていると空が朱く焼けて…

駅弁ディナー

毎月第一火曜日の夜は、駅弁ディナー。 月に一度の神奈川県西部への仕事の帰りに駅弁を買って帰る。 昨夜は自宅のリビングで、缶ビールを片手にささやかなバーチャル鉄道旅が楽しい。 ついつい食べ過ぎてしまうのには反省しきり。 * * * 汽笛鳴る列車の窓…

冬瓜

鎌倉農協で300円の冬瓜 夏野菜の王様、冬瓜。どっしりとして圧倒的な迫力。 季語では秋。 でも、夏から秋の野菜なのに、なぜ冬瓜なのだろう。 皮が傷つかなければ冬までもつ野菜なので冬瓜だと書いてあるが、どうも胡散臭い。 冬までとっておいて試してみ…

土用の鰻

雨の日が続く毎日。去年取った種子から育った朝顔に連日青と赤の花が咲く。 今日は日曜日、久しぶりに昼前から日が差した。 夏の常食スパイスカレーの材料が底をついたので電車に乗って買いに行った。 調べてみると我が家のスパイスの在庫は19種類(シードと…

サクラマスを食す

サクラマスは初夏が旬。 珍しく近所で売っていたので今夜は北海道で捕れたサクラマスを食す。 サクラマスはヤマメが海におりて成長したものを指す。 秋に見事な紅色の婚姻色になるのでこの名前で呼ばれている。 赤身は淡白だが、芳醇な味わいの油が美味い。 …

アスパラガスは天を目指す

沖縄では梅雨入りだという。早々と台風一号も発生して、春から一目散にに初夏に向かい出した。 梅雨を控えて、すでに九州では豪雨に見舞われている。 一昨日、8都道府県を除く国内各地で新型コロナウイルス感染の蔓延に伴う緊急事態宣言が解除された。 残念…