図書館から本を借りる

最近は便利になった。
インターネットで予約すると図書館からメールで連絡が来て借りることができる。
ベストセラーや人気の本だと数カ月かかることがあるが、確実に手元に届く。
予約数もわかるのでいつ頃になるか予約時にわかるし、今どのくらいの順番にきているかもすぐにわかるようになった。
おかげてすっかり本を買わなくなってしまった。
問題は、一度にたくさん届いたり、順番が来てもなんで予約したのかを忘れてしまっていることが増えたこと。
あれ、こんな本予約してたっけ、と記憶にないことがしばしばある。
もうひとつ重要なことがある。
読んだかどうかを覚えていないこと。
なんども同じ本を予約してしまい、読んでいる途中で、あれっ、これ読んだことがあると、やっと気づくことが増えた。
最悪なのは、たまに書店に行って、買ってしまってから、すでに読んだ本だと気づくこと。
記憶のどこかに読みたい本のリストが残っていて、肝心の読んだ記憶がなくなっていて買ってしまう。
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最近読んだ本は「梅原猛の授業・仏教」、山口瞳「行きつけの店」、三浦しおん「まほろ駅前多田便利軒」、重松清「ビタミンF」(これは2度目、読んでいて途中で気付いた)。
読んだ本は手元にある方がいいのにはちがいない。
それに、買っておけばいつかは読むから、やっぱり書店に行くのがいいのかもしれない、置き場所に困るのが難点だけれど(梅原猛の本は7年前に買ったものだった、最近、本棚でみつけた)。
でも図書館で借りればタダだからなあ(お小遣いが減らないですむ)、思案のしどころ。