カメラ修行

長年勤めた職場を退職した記念に
昨年後半にソニーのフルサイズミラーレス一眼デジカメを手に入れた。
一度は手にしたかった念願のフルサイズセンサー搭載のデジタルカメラだ。
ソニーのカメラ本体はとても軽い(でもニコンと同じでレンズは重い)。
これでカメラが5台体制になった(と言ってもほとんどが眠ってしまっている)。

いまのところこの新しい機種に装着するレンズはレンズキットで購入した一本しかない。
このレンズはいいレンズだけれど、望遠が弱く孫たちのお遊戯会で撮った写真もなんだか物足りなかった。
ニコンD7000用のタムロン16〜300mmがあるのでマウントアダプターをセットして
APS-Cサイズで景色を撮り拡大したフルサイズで撮った画像と比べてみたら
フルサイズの画像の方が鮮明だった。これでは望遠レンズの意味がない。
叶わぬ夢かもしれないが、いつの日か極北の地で白夜の原野を彷徨うカリブーやクマの親子、
冬空に煌めくオーロラをフルサイズ写真で撮ってみたい。
そのためにはあれこれとレンズが必要だ。
暇にまかせてインターネットで調べているといろいろなレンズが欲しくなってくる。
とくに明るい広角レンズと300ミリをカバーする望遠レンズが欲しくなる。
マニアの間では次々とレンズが欲しくなることをレンズ沼にはまると言うらしい。
それにしてもソニーのレンズは高価すぎる。
欲しいレンズを買ってしまうと旅行費用がなくなってしまう。
かといってのんびり貯金をしていては命が尽きてしまいそうだ。
老後の夢は悩み多く、儚いのである。