秩父多摩甲斐国立公園

梅雨の合い間、気温は上がるが寒波が来て風はやや冷たい。
天気予報では快晴の土曜日、お手軽登山で大弛峠から国師岳北奥千丈岳に登りに行った。
ここは景色がすばらしい。
ちょうどこの季節は、運が良ければピンクのアズマシャクナゲの群生に出会える(かもしれない)。
朝5時過ぎに家を出て9時には大弛小屋の前を通って快適な木の階段を登ってゆく。
林の間からは、左手に北岳間ノ岳をはじめとする南アルプス、右手に八ヶ岳の雄姿が眺望できた。


真っ白な大きな雲が力強く沸き立って、日差しは強いが風は涼しい。
残念ながらシャクナゲの花は一輪もなく時期尚早だった。
今年はどこも開花が遅いようだ。
花の季節に巡りあうのは難しい(一期一会、出会いはいつも難しい・・・)。
1時間足らずで北奥千丈岳の頂上に着くと、雲があがり遠景は見えなくなった。

(雪が残っていて驚いた)





どこまでも青い空と濃い緑に囲まれた気分爽快な一日だった。
あまり知られていないけれど、ここは日本一気楽に2600メートルの頂上に立てる場所だろう。