今日は八月最後の土曜日。相変わらず35℃近くの猛暑が続いている。
昨夕、安倍晋三内閣総理大臣の電撃的な辞意表明があった。今朝の朝刊新聞の一面はそのことで占められていた。
歴代最長の七年八ヶ月にわたり首相を務めた安倍氏が病気のため任期を一年余り残して辞任する。前代未聞の今年のコロナ禍をはじめ激動の時代を舵取りした人物の辞任表明、本人の胸中はどうなのだろう。健康障害が辞任の理由なので、もちろん悔いは残るだろうが案外とサバサバしているのかもしれない。
良し悪しはともかく、これでまた新しい時代へと時計の針が進む。これからどんな時代が来るのか、首相の後継者は誰が担うのか。九月中には後任が決まるというが、新首相が任命されてもおそらく早晩、衆議院の任期満了を控えて総選挙になるのだろうから、しばらくマスコミが賑やかな報道合戦を繰り広げることになるに違いない。
連日の猛暑が続き、暑いさなかには運動不足の解消もままならないので、今朝は早朝散歩に出かけた。
コースは定番の逗子海岸から披露山公園に登り、小坪に下って、さらに材木座海岸を歩いてJR鎌倉駅まで。
朝七時の陽射しはすでに肌を刺すほどだった。遠浅の海岸を裸足になって歩く。
水平線の向こうはモヤに隠れて富士の姿は見られなかった。
道端の野草の花が美しい。案外と色々な花が咲いていた。
ポットに持参の冷茶はすぐに飲み干してしまい、鎌倉駅にたどり着く頃にはすっかり脱水状態になってしまった。
駅前のカフェに逃げ込み抹茶ラテとレモンソーダを次々と飲み干して一息ついた。
もう夏も終わり近いけれど、まだしばらくは灼熱の日が続きそうだ。
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灼熱の海 あと少し 命あり
暑い浜を歩く 昨日今日
海の家なし なつかしい 去年(こぞ)の浜