コキの目覚め

インカの目覚めという馬鈴薯がある。

ジャガイモは南米ペルーの高地が原産だ。日本には南蛮船によってもたらされた。無骨だが味があって、土まみれで決して華やかな存在とは言えない芋。

芋のように暮らして、自分もとうとう今月、古希の月を迎える。

生まれたのは昭和、とても昔の話である。と言ってもインカの目覚めの起源に比べれば昨日のようなものだ。

この際だから明るく元気に行こうじゃないか、と決めた。

専門学校の授業も忙しくなってきたし、新たにプログラミング言語の学習(C#「泣きながら覚えるSwift日記」)も始めたのでパソコンを新調することにした。

これで講演料では足が出てしまうが、レノボのパソコン(ideapad310 )が不調なので気分一新も兼ねて、今日、思い切って新しいパソコン(FMUHD2)を購入した。

速い、軽い、見やすいの三拍子揃った新調パソコンは真っ白な天使を思わせる。

あと少し、あと少しと這いずり回って生きて行こう。

老け込むには早すぎる。

ついでに若者向けのVANの上着も注文した。明日取りに行く。

食事も若者風にカップ麺にしてしまおうかと思う。

塩分取りすぎに注意して、

高らかにファンファーレを響かせて、

いよいよ古希の目覚めである。

シルバーパスも届いたしね。

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