戦い済んで夜が明けて

怒涛のサッカーワールドカップが終わった。一次リーグでドイツとスペインに勝利する番狂わせ、あっけないコスタリカ戦の敗退。トーナメント初戦はクロアチアと鍔迫り合い重ね、延長戦でも決着がつかず、 PK 戦での一方的な敗戦。

様々なドラマがにわかサッカーファンの心を乱し、この間、手に汗を握る興奮の数日を過ごすことができた。

客観的に見て、日本のサッカーは強くなっているのは間違いない。同時に欧米の一流選手と同じピッチの中で見比べるとまだまだ見劣りする場面も沢山あった。その分まだ発展の余地があるということだろう。また四年後を楽しみにしたい。副産物として夜中や朝にテレビに齧り着き頑固な風邪をひいてしまったのも思い出になるだろう。片手いっぱいの薬を飲んでまだしばらくサッカー後遺症に悩まされることだろう。