命の倫理

BSで西表島の自然を観察する番組を観た。
ひと夜限りのサガリバナの芳香。
大潮に繰り広げられるウミショウブの雄花と雌花の受粉。
自然の摂理は危うい倫理そのもの。
多くは成就せず、無駄とは言えないものの、摂理のなかに消える。
なぜ、植物が満月を知り、大潮を察知するのか、不思議に満ちた世界。
ひとの一期一会が奇跡のように、この世界のすべてが不思議の世界。