2021-01-01から1年間の記事一覧

城崎にて

兵庫県の日本海側にある有名な温泉地、城崎を一度訪ねてみたいと思っていた。 なぜかと聞かれても、とり立てて明確な理由があるわけではないが、強いて言うなら中学生時代に読んだ志賀直哉の私小説「城崎にて」がきっかけだろうと答えることになるのだろう。…

冬至かぼちゃ

今日は冬至。 手作りのかぼちゃ料理の夕餉だった。 海老や玉ねぎなどを煮込んだホワイトソースを小ぶりのかぼちゃに詰めて、オーブンで焼いて出来上がり。 焼き上がりまで待っている間に赤ワインですっかり酔ってしまった。 何故冬至に「かぼちゃ」なのか、…

年の瀬

今年もあと10日となった。気分的にはなんとなく気忙しいけれど、日々の暮らしは淡々と進む。 夕方、所用で元職場近くの尾根道を歩いていると地平の果てに富士山と神奈川の山並みが見えた、 この数日、冬らしい寒波が襲来し、晴れの日が続いている。澄み切っ…

M 式「海の幸」森村泰昌展を観に行く

コロナの第6波がいつ来るのか、心中穏やかざる年の瀬を迎えた。おまけに猛威を奮ったデルタ株ではない、さらに凶悪な新たな変異株のオミクロン株の国内への侵入で一気に緊張感が高まる状況になってしまった。今のうちに行動しておかないと今度こそ都市封鎖が…

葉から芽?

ベンケイソウ 不思議な光景 友人のAY氏から面白い葉っぱをもらった。葉から直接、芽がでるという。 小皿に入れて窓際に置いておいたら約3週間で確かに芽が出た! そのものずばりハカラメとかマザーリーフとか言われているそうだ。 不思議なものがあるものだ…

絵を描く

今日は日曜日。特に予定がないので朝からのんびり絵を描いて過ごした。 10時過ぎに、近くの金魚屋を覗きに行きたいと長男家族が訪ねて来たので、久しぶりに我が家に孫二人を迎えた。姉はずいぶんと背が伸びていた。 金魚屋を覗いたあと孫娘の二週間遅れのお…

こどもホスピス「うみとそらのおうち」内覧会

先日(11月21日)、横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」が盛大に落成式を迎えた(認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト )。 一般公開を間近に控えて、昨日、お手伝いしてる認定NPOスマイルオブキッズのスタッフとともに、施設の内覧会に参加して…

YouTubeでショパンを聴く

いまさらながらではあるけれど、インターネットの発達で、これまで想像もしていなかった便利な時代になった。 第18回ショパン国際ピアノコンクールの入賞者の演奏をYouTubeで聴いている(第18回ショパン国際ピアノコンクール Bruce Liuさん優勝、反田恭平…

お誕生日プレゼント

今日は夫婦の誕生日。二人とも同じ日に生まれた。 色々お誕生日プレゼントが届いた。 息子達からはおめでとうの電話があった。 家内の友人からはバースデーカードが届いた。 遠く北海道の田舎からは大地の恵み、とれたての野菜と豆がきた。 週に一度のアルバ…

東京旅行

この数日、風は強いが明るい陽射しが降り注ぐ小春日和が続いている。 実に久しぶりに電車に乗って東京旅行に行ってみた。東京に行くのはほぼ二年ぶりだ。 銀座三丁目の紙パルプ会館内セントラルミュージアムで開催されている、妻の学校時代の友人が所属する…

秋ふかし

岐阜県多治見の友人から恒例の富有柿が送られてきた。いよいよ秋も盛り。この食感がたまらない。すっかり熟して甘味が強くなってからも絶品だ。 コロナ禍ばかりのせいではないが、このところとんと夜の外出をしなくなった。おかげで早寝早起きはもう毎日の日…

湯ノ花温泉に泊まる

尾瀬沼の入り口、尾瀨御池には自宅から車でおよそ5時間かかった。尾瀬沼周回を終えて登山口の沼山峠に戻り、15時50分発のバスに乗って20分で尾瀨御池に戻った。まだ明るい時間帯なので帰ろうと思えば日帰りも可能だったけれど、せっかく遠くまできたから温泉…

尾瀬沼周遊

晴れの天気予報が出た10月15日金曜日、尾瀬沼の周遊に出かけた。 縦走やテント泊など、なんども訪れている尾瀬だがこれまで尾瀬沼を一周したことがない。 非常事態宣言が解除されたのを機に、道志村の別荘主のKM氏を誘って紅葉の尾瀬に行った。 尾瀨御池(お…

沈黙の三ヶ月

新型コロナウイルスによる感染爆発、いわゆる第5波が収束に向かっている。 6月中旬以降に始まった第5波は、ワクチン接種の効果もあってだろうか、9月30日をもって緊急事態宣言が解除された。このところ東京都内の患者も二桁で推移し、新たな感染者数は連日前…

人間国宝柳家小三治さんの死を悼む

旧来の落語ファンである。 贔屓の落語家はたくさんいる。すでに故人となった落語家も少なくない。 古典も新作もどちらも好きだ。新作では春風亭柳昇が好きだった。 圓歌の中沢家の人々も好きな新作のひとつだ。 いまではYouTubeでいろいろな映像を見ることが…

虹の朝の散歩

朝の虹 コロナ第五波が爆発的に加速している。感染はパンデミックとなり、国内の毎日の新規感染者発生件数が二万五千人を越えた(最近ではパンデミックという言葉も聞かなくなった)。 自宅療養中の中等症の家族内感染一家で母親が急死して発見されたり、コ…

夏の粧

梅雨明けとともに連日最高気温が30度を越す真夏日が続く。 ジメジメとした蒸し暑さから一気に眩暈を誘う厳しい日差しが降り注ぐ日々に様変わりして 肌に痛いほどの直射日光に当たるとたちまちに蒸発してしまいそうな気がする。 日中は熱中症にならないように…

犬も歩けば・・・

三匹の猫たち 梅雨明けまであと少しの気配 夜明けには晴れてきて蒸し暑い朝を迎えたが 出勤前の朝のニュースで面白い話を視聴した 三重県のとある町で 信号機を支える鉄柱が根元から倒れたというニュースだった 耐用年数50年の半分にも満たない23年で倒壊し…

床屋さんに行く日

八重山諸島や九州南部では梅雨が明けたという知らせが届いているけれど 本州ではあちこちで豪雨による土砂崩れや川の氾濫が起きている 大きな被害と悲報をともなう水害がまるで毎年の年中行事ようになってしまった 久しぶりの晴れ間が覗いた日曜日の今朝は …

「ブータン 山の教室」

天候不順の日々が続くので、いつもの小さなシネマ館に映画を観に行った。 ブータン最奥地の美しい山々に囲まれた辺境の地に建つ質素な学校を舞台に、いやいや赴任した新米教師とこども達との関わりを描いた映画だった。 以前に見たグリーンランドに赴任した…

尾瀬ヶ原からの便り

尾瀬ヶ原に咲くタテヤマリンドウ 西日本では例年になく早々と梅雨入りしたのに 関東ではさっぱり入梅の知らせが届かない。 とはいえこの季節がら毎日不安定な天候の繰り返しで つかの間の蒸し暑い晴れ間が見えたあとには霧雨や風が吹く日が続いている。 山々…

梅雨入り間近

5月の夕焼け 梅雨入り間近の五月の夕焼けが一年でいちばん美しい。 夏日になった昨日、 一日仕事を終えて帰宅し窓を開け放して部屋に風を入れていると 耳慣れない外国の言葉が聞こえてきた。 ベランダから覗くと 川辺に東南アジア系と思われる若い男女数人が…

別れのとき

もうだいぶ前からこの日がくることは覚悟していた。 時代の流れの中で、抗えるものとそうでないものがある。 現実に別れの日が来てみるとそこはかとない寂しさを感じる。 世の中の趨勢に逆らって、傍目には肩ひじを張り意地になってこだわって見えたに違いな…

童話を読む

今年のゴールデンウイークは持て余すほどの時間があったので、子供の頃に読みそびれた童話を読んで過ごすことにした。 最近、朝日新聞に福岡伸一氏がドリトル先生の童話を舞台に新作を連載しているので、手始めにドリトル先生を読んでみることにした。 ビュ…

道志村の別荘

コロナウイルス感染の再拡大による第4波の襲来とマン防の適用で、どこにも行けずに家でくすぶっていたら、神奈川県と山梨県の境にある道志村に別荘を持つK氏が誘ってくれたので、一泊で泊まりに行ってみた。 国道413号<道志みち>の標識がある曲がりくねっ…

苺ジャムを作る

春の年中行事、苺のジャムを作った。 とちおとめ8パックで2.3キロ。大きな鍋がいっぱいになる。 砂糖を700グラムまぶして一日置き、あとは気長に煮詰めて行く。 途中でレモン汁を大匙2杯入れるのが我が家のレシピ。 丹念にアクをすくって、ゆっくりゆっくり…

行きたいところ

チューリップ畑で捕まえて 3月21日で新型コロナウイルス感染第3波による緊急事態宣言が解除になってまだ20日しか経っていない。 関東より2週間はやく宣言が解除された大阪では、すでに第3波を越えるコロナ感染が広がっている。政府は新たに「まん延防止等重…

念ずれば通ず(蛸の話)

ここ数日ずっと、蛸が食べたいと思って過ごしていた。 寿司屋に行けば誰でもが必ず注文したいネタがあるに違いない。なんと言っても鮪がダントツの一位だろう。自分の場合は、その次にイカ、そして蛸である。美味いイカや蛸に遭遇したときは至福を感じる。 …

咲いた咲いた桜が咲いた

緊急事態宣言の終了とともにコロナウイルス感染の第4波が始まった。 それはそうと、大岡川の桜は今が満開。 朝の川辺に人影はなく、今年は屋台も出ていないので散歩道がひろびろしている。 花びらが風に舞い、まるで無言の約束のように、季節は規則に従って…

ひよこ豆と餃子の皮でサモサを作る

春の嵐の一日。 昨日は朝から雨と風、雷が響く荒れた一日だった。 一日家にいたので暇つぶしにひよこ豆と餃子の皮でサモサを作った。 味付けはクミンパウダー、ターメリック、オイスターソース、粉山椒と塩。 ひよこ豆は水から茹でたが、なかなか柔らかくな…