退屈だ

薄暗い朝起きると雪が降っていない。
明るくなってかすかにかけらのような雪が風にのって流れてくる。
のらりくらりして午前中は映画に行くことにした。
ブルース・ウイリス主演の「RED」を見た。
退役したCIA諜報部員の主人公がなぜか命を狙われる。
年金暮らしの初老の男に恋人ができるが、事件に巻き込まれる。
次々と危機が訪れ、荒唐無稽に物語が進む。
文句なく、痛快。
昼前に帰り午後は退屈した。
ようやく雪が本降りになり、台所でカレーを作る。
インチキカレーなのに2時間もかかる。

(右がカレー、左が豚の耳、どちらも大好物)
午後になって雪がそれなりに降りだした。
窓から見える屋根が白くなってゆく。
ところが夕方から雨混じりとなって雪が溶けてゆく。
手製のミミガー料理を夕食にして積もらない雪に憤慨しながら
ウイスキーを飲んで寝る。
こんな一日。