銭洗弁天と佐助稲荷

朝一番ですぐ近くの床屋に行き、よもやま話を楽しんだ。
ここの主人は話上手で機関銃のようによく喋る、でも手は休めずに仕事をこなす。
昔話や近所の話題など床屋が貴重な情報源だ。
面白かったのは近所の新聞屋のおやじの武勇伝、
朝起きて冷蔵庫にビールがなくて冬空の下、近くのコンビニにパジャマのまま行って飲んでしまい酔って川端でうずくまったいるのを朝の散歩中の主人が発見して自宅まで送って行った話。
ちょうどそのおやじが店の外を通って大笑い。
床屋から帰って午前中の防災設備の点検が終わるの待って散歩に出かける。
北鎌倉駅まで電車で行き、浄智寺脇を源氏山公園に登り

(まだまだ春の息吹にはほど遠い、緑は椿の木があるぐらい)

お昼の握り飯を食べた。
風は冷たいが日差しは明るい日だった。
そのあと銭洗弁天へと下った。

銭浅弁天は蛇の化身、宇賀神を祀る源頼朝が開いた由緒正しい神社だ。

お金が増えるといわれのある泉でお札を洗い

(家内は信じてないので千円札しか洗わなかったけれど、私の財布には・・・お札がない!残念だなあ)
お賽銭もなしに(小遣いが増えるようにと)お願いだけした(バチがあたるね)。
蛇が祭神なので神社の前には生卵が奉納されている。

卵を境内の売店で売っているのがおかしい。

そのあと佐助稲荷に脚をのばす。

ここは縁結びの神様らしい、

沢山の絵馬がぶら下がっていて、
結婚できるようにとか、良縁に巡り合えるようにとか、

見るともなく目に入った切実なものもあったが、
なかには遺産分割が順調にゆくようにと、生々しいお願いの書き込みもあった。
電車で逗子を廻って自宅に帰り、夕方になって酒屋にお酒を買いに出かけた。
自分用にウイスキー2本、家内用にワイン8本(重かった)。
きょうも花粉が大量に飛んでいて帽子にサングラス、マスクをして
まさにコンビニ強盗スタイルで過ごした一日だった。