里山歩き

朝は薄日が差していたが、そのあとはずっと曇りの日曜日。
今日は横須賀方面に出かけて里山歩きをすることにした。
田浦の梅林から按針塚のある塚山公園を経て逸見まで歩くプラン。
里山といっても結構な高低差がある。
田浦の梅林は山の頂にあり長い階段を登る。
息が切れて、風は冷たいのに汗をかいた。

梅林はまだ五分咲き程度だった。

曇りで気温が上がらなかったせいか野鳥は少ない。

按針塚へは一旦下ってまた登る。

(按針塚の名前の由来、三浦按針夫妻の墓)
三浦按針は江戸時代に日本に漂着して徳川家康に重用されたイギリス人。
遺言で山の頂に墓が建てられたと案内板に書いてあった。
按針塚のある塚山公園からは横須賀港をはじめ東京湾が一望できる。
東京湾無人島、猿島
房総半島が薄っすら見えた。
富士見台という展望台があったが生憎の曇りで富士山の姿を見ることはできなかった。

(ようやく撮れたシジュウカラ、でも羽根の色が見えない)
ゴールの逸見までは一気に下る。

(神奈川にも棚田があった)
日曜日で逸見駅前の商店街はほとんど閉店していて寂しかった。
このあと寿司屋で昼過ぎから生ビールを飲んでほろ酔い気分で帰ってきた。
帰りにスーパーマーケットに寄り道すると、
今日は雛祭りの日だった。
蛤が山盛りになって売っていたので、
買ってきて今夜は蛤湯豆腐にして食べた。
池波正太郎の本に出ていたメニューで、
大根の銀杏切りを入れて食べる。

残り汁はおじやにして食べた。
美味かったです。