波乱万丈:田中一村終焉の地と奄美野黒兎を見に行く

奄美大島に孤高の画家、田中一村の足跡と天然記念物アマミノクロウサギを見に行ってきた。 昨年末、今年の二月下旬の中国・桂林の団体旅行を予約しておいた。この旅行に合わせて小遣い稼ぎのアルバイトの予定を入れず頼まれ仕事もほかの日にして幽玄な水墨画…

竹芝桟橋から船に乗って

先週の金曜日(24日)、朝一番のジェットホイールに乗り一泊で伊豆大島に行った。 久しぶりの島旅だ。 南海の孤島に行くのに飛行機ではなんとも風情がない。島旅は船に乗ってこそである。 船に揺られ、大海原を越え、潮風に吹かれてたどり着くのが島旅の醍醐…

インド_旧シッキム王国とダージリンを訪ねる旅

令和元年から二年にかけての年末年始はインド旅行に出かけた。 私にとっては初めてのインド旅行だ、行き先は旧シッキム王国とダージリン。インド好きの妻が決めた今回の旅行の目的地であるシッキムSIKKIMは、ガイド本「地球の歩き方」にはスイッキムと表記さ…

アキノワスレグサ

今帰仁城跡の斜面に濃いオレンジ色の花を見つけた。 ニッコウキスゲに似ているが色が濃い。 調べてみるとアキノワスレグサという名前の花だった。 亜熱帯の沖縄にいると秋を忘れそうになる。 夏と冬の間の短い間に咲く花なのでこの名前なのだろうか。 ニッコ…

誕生日は定期観光バスに乗って

今日は六十代最後の誕生日。 那覇市は今日もいい天気だ。最高気温は27℃近い真夏日だった。 長袖シャツに厚手のジーンズでは暑くて辛かった。サングラスなしでは眩しくて外を歩けない。 今日は旅行先で人生二度目の定期観光バスに乗った。 朝八時半に沖縄定期…

離島フェア2019

連日、最高気温25℃を超える夏日が続く那覇。 毎年一回国内の各地で開催されるJACHRIの会合は無事二日間に渡る日程を終了して閉幕した。 この会に出席するのは今年でちょうど10回目だ。そろそろお役目も引退の時期だろう。 天気がいいので延泊して観光するこ…

首里城焼けた

常春の国、沖縄。 二年半ぶりに昨日から那覇にいる。 沖縄に来れば、いつも立ち寄る紅色の首里城が焼けてしまった(10月31日)。 今朝は朝一番で首里城に行ってみた。 火事の検証が続いていて公園内には入れなかったが、多くの観光客が手を合わせて再建を祈…

第20回 JHHHネットワーク会議に参加して

今回の九州行きは第20回 JHHHネットワーク会議に参加することが目的でした。JHHHは、Japan Hospital Hospitality House(日本名:ジャパン・ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス)の略です。この会は病気を持つこどもとその家族を支援する滞在施設を運営する…

史跡名護屋城跡

名護屋城は16世紀末、太閤秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた。日本100名城の87番に選定されている。城域の面積は約17ヘクタールにおよび、当時としては大坂城に次ぐ国内第2の規模を誇り、秀吉の絶大な威光を現在に伝える。 築…

伊万里焼の里と呼子のイカと朝市

台風19号に引きつづき21号がまたまた各地に豪雨災害をもたらした。とくに千葉県に住まいの方々には何と言っていいのか、慰めのことばしか思い浮かばない。過酷な状況ではあるけれど、ぜひ力を落とさずに頑張ってくださるよう、こころから祈りたい。地球温暖…

灼熱のカンボジア巡礼旅_終章:カンボジアの文化と暮らし

わずか5日間のカンボジア巡礼旅であったが、旅慣れぬ身には、この国の様々な風景や文化はきわめて興味深いものだった。三人、四人と人を乗せて縦横無尽に走るバイク、クラクションを鳴らしながら行き交う数え切れないほどのトゥクトゥク(三輪タクシー)の群…

灼熱のカンボジア巡礼旅_神々の降臨に出会う場所

古代カンボジアにはたくさんの神々が降臨した。アンコール・ワットやアンコール・トム以外にも神々と出会う遺跡が数多く残されている。 思いが記憶の底に沈む前に、訪れた聖地についてわずかでも記載しておきたい。 〇バンテアイ・スレイ(十世紀末)(8月19…

灼熱のカンボジア巡礼旅_微笑むアンコール・トム

雨季の八月さなか、風のないカンボジアの陽射しは鋭い。サングラスなしではあたりが白く濁り、よく見えない。それでも深い森の生み出す木陰に入ればたちまちに清涼感に包まれる。 旅の四日目(8月19日(月))に広大なアンコール・トムを訪れた。アンコール…

灼熱のカンボジア巡礼旅_悠久のアンコール・ワットへ

アンコール・ワットはアジアの秘宝である。 屹立する尖塔が宙を刺し陽の光を受けて燦然と輝くその姿はアジア人の祈りと営みの歴史を未来の人類に伝えるかけがえのない宝物である。 数多の世界遺産のなかでも他の文化遺産の追従を許さない卓越した存在感を放…

灼熱のカンボジア巡礼旅_プレ・アンコール時代の遺跡を歩く

光と水と森のあるところには人類の足跡が残る。 インドシナ半島には紀元前四千二百年頃から人間が暮らしていた痕跡が残っている。時代は下って、紀元前後にはインドの商人がモンスーンを利用して海洋交易を目的に現在のカンボジア地域に到来していた。二世紀…

灼熱のカンボジア巡礼旅_王宮と蛇

この大手事業者の運営する観光ツアーは日本語の堪能な現地ガイドが随行するプランだった。担当してくれた筋骨逞しい中年男性ガイドはカンボジア国内で日本語を研修したそうだ。日常会話には全く支障がないし、込み入った日本の歴史的な事象についてもしっか…

灼熱のカンボジア巡礼旅_序章

酷暑の続く日本を離れ、八月十六日(金)から二十一日(水)まで灼熱のカンボジアに遺跡巡りの旅に出かけた。 HK交通社主催の、添乗員なし、現地ガイド付き、毎日お昼寝タイムあり、のんびり五泊六日間の団体旅行だ。参加者は19名。六日間と銘打っているが、…

山の日は湯の丸高原キャンプと池の平散策

今年の「山の日」は日曜日。振替で12日(月)が休日となって、世の中はお盆を控えて土日月の三連休となった。 今年は、「山の日」前日に湯の丸高原で焚き火キャンプし、翌日は朝日に輝く池の平湿原を散策した。 出発する時点ですでに圏央道は渋滞だったので…

あかげら動物病院 祝・開院

6月1日に北海道日高郡新ひだか町静内にあかげら動物病院が新規開業した。 道立静内高校の目の前の角地が所在地だ(〒056-0017 日高郡新ひだか町静内御幸町6丁目3-31)。 開業に合わせて新しい病院を見学に行ったので、すこし時間がたったがブログに記念と…

マドリッド_スペイン瞑想旅行

スペインの首都マドリッドはアラビア語で「水の多い土地」「水の源」を表すという。ムスリムがこの地をそう呼んだことが名前の由来のようだ。 バルセロナからはおよそ500キロメートル離れた地にあり、日本でいえば大阪と東京の距離に相当する。バルセロナか…

バルセロナ(続)_スペイン瞑想旅行

バルセロナの三日目のメインはグエル公園の観光だった。 グエル公園はお伽の国。ヘンデルやグレーテルが住む不思議の国。 (入口の両脇にある園内から見て左が門番の家、塔のある右の建物が来客のための待合所で今は売店のあるコミュニティ・センターになっ…

バルセロナ_スペイン瞑想旅行

バルセロナには夜19時近くに着いた。ホテル(Senator Barcelona SPA)にチェックインする前に、市内のレストランで夕食を食べた。バルセロナの郷土食のフィデウア(ショートパスタのパエリア)がメインの簡易コース料理だった。この店の料理は正直言って、不…

アリカンテからバレンシアへ_スペイン瞑想旅行

グラナダをあとにツアー・バスはバレンシア地方へ向かった。 バレンシアはスペインを代表する郷土料理であるパエリア(パエージャ)の本場として有名だ。あるいはバレンシア・オレンヂの名が日本では馴染みがある。このことについては後述したい。 スペイン…

グラナダ_スペイン瞑想旅行

バスは乾燥地帯のアンダルシア地方を横断し、遠く雪を抱くシェラ・ネバダ山脈のたおやかな頂を望みながら、東方のグラナダへと向かった。 個人的にはグラナダというと哀愁を帯びたギターの独奏やマンドリンとのアンサンブルを思い浮かべる。以前にスペイン旅…

コルドバ_スペイン瞑想旅行

コルドバ。この地名はなぜかスペインにふさわしい響きがある。なんとなくラテンの香りが漂い、光り輝く午後の大地を連想させられる。 スペインにきてもっとも驚いたことは、この地が荒れ野の国だということだった。 これまで想像してきたスペインのイメージ…

トレド_スペイン瞑想旅行

スペインは不思議の国。 とはいえ不思議の国は日本からは遠い。 成田を5月10日(金)午前11時5分に発ったイベリア航空直行便は14時間半でマドリッド(バラハス空港)に着いた。現地時間ではすでに夕方の6時半になっていた。 夕方なのに陽の光が眩しい。まだ…

スペイン瞑想旅行_旅のはじまり

長い間、スペインの地を歩いてみたいと思ってきた。 その理由はなんだろうかと、今更ながらに考えてみる。 妄想上のスペインは、情熱のラテンの国。 奔放で怠惰で楽天的で、残酷で猛々しい闘牛とスピリチャルなフラメンコの国。 多くの20世紀を代表する芸術…

鳳凰古城_中国湖南省の旅

旅の二日目午後は張家界市から鳳凰古城に移動した。 鳳凰古城は張家界から230キロほど離れた場所で、中国王朝清の時代に建設された歴史的景観を残す観光地だ。距離感では横浜から松本城までの感覚に近い。 バスに揺られて4時間かけて辿り着いたこの町は張家…

張家界天門山_中国湖南省の旅

今回の旅のみどころは奇岩と石峰の連なる奇観・景観と古い町並み散歩である。 中国観光といえば、北京と万里の長城、上海、西安、敦煌、桂林と日本人にはなじみのある観光地が軒並みに挙げられる。 今回訪れた張家界・武陵源はまだあまり日本では知られてい…

中国湖南省の旅_プロローグ

今回の中国旅行は年金生活(まだ手元に届いていないが)が始まって初めての海外旅行だ。退職金がなくならないうちにどこかに行かないと行けなくなる。 皇位継承と改元にともなう五月の十連休を避けて、最初にどこに行こうか迷った。 そもそも毎日が連休の年…