水戸大洗鹿島

所用があって一泊で茨城県の大洗に行った。
ついでに水戸と那珂湊鹿島神社を観光して来た。
用事は午後からなので金曜の朝、自宅を早めに出て午前中は水戸の偕楽園を散歩した。
今回は家内が同行した。いつどうなるかもわからないから、死ぬ前にもう一度会っておきたいと、20年ぶりにイトコに会うのが目的だ。
偕楽園は花盛り、ケシやヤグルマソウが一面咲いていてきれいだった。
梅林の実は、親指の頭を一回り大きくしたぐらいになっていた。

水戸に住むイトコのひでちゃん夫妻(男性)。

私は所用で別行動だったが、
イトコをちゃん付けで呼んでいたので、すっかり女性かと思っていたら、
写真を見てびっくり、男性だった。
大洗では目の前が海の小さな旅館に泊まった。

家族経営で気持のよい旅館だった。またぜひ泊まりたい。

(旅館小林楼、大洗では老舗の旅館だそうだ)
4年前の東日本大震災ではすぐ近くの大洗ホテルは三階まで水に浸かり漁船が乗り上げたそうだが、
この旅館は無事だったと話していた。
不思議なもので、被災も紙一重、運次第だ。何事も最後(?)は神頼み・・・だね。
天気がよければ、大洗の海岸で磯の観察をしたかったが、二日目は生憎の小雨だった。

(宿の目の前の大洗磯前神社、朝早くから感じのいい巫女さんが掃除をしていた)
朝食後に大洗の街を散策し、近所の港にある魚市場であんこう汁を食べてみたが、
季節外れのアンコウは解凍もので不味かった。

旬の冬にきて一度は本番の味を体験したい。
時間があったので、那珂湊の魚市場を冷やかして、鹿島神宮に寄り道して帰って来た。
那珂湊の魚市場は大変な混みようで、鮮魚が信じられないような安い値段で売っていた。
観光バスも来ていて、そう言えば、いつかテレビでここの観光番組を流していたのを思い出した。
鹿島神宮はなかなか立派な神社で、社伝に寄れば、神代の時代、関東はこの地から開けたらしい。


ナマズに縁があるようなので、きっと地震を鎮める神様かもしれない。

(神聖な要石、ちょこっとだけ地面に石が頭を出している)

日本の神様はよくわからところが面白いな。