いつもの床屋さんでは、散髪の途中で肩を揉んでくれる。
でも、お客さん、肩こってないね（ちゃんと仕事してないね、と言外の意味デス）と、いつも言われる。
でも肩がこることもあるのだ。
今日はお歳暮（？）に入浴剤をもらった。
行ったことのない、山代の湯（石川県）を選んで、
今夜は温泉気分を楽しもうとお風呂に入れた。
入れてびっくり、お湯が真っ青になった。
温泉というより、水彩絵の具の筆洗のようだ。
お湯に入ると、海の底にいるような錯覚を感じる。
まさかこんな温泉はないよなあ。
リラックスするのと少し違い、沈没船に残されたよう。
タイタニックではなくて小さな釣り船の沈没だあ。
よく見ると、薬用入浴剤と書いてあった。温泉と書いてはいない。
そうそう、あるいは消毒剤かもしれない。
浮世の垢にまみれてるから、殺菌が必要かもしれないな。
不思議な気分である。
