会合があって、きのう大震災後初めて福島に行った。
5年ぶりの訪問だ。
会に集まった人達の笑顔が明るかったのでひと安心した。
会の世話人のM氏に、
震災と原発事故で地元のみんなさんがどうしているか心配していたが、
明るい笑顔にほっとしたと伝えると、
実は家が全壊して今も仮住まいだと伝えられた。
集まった会場も震災直後は避難所だったという。
ちょうど昨日が二十歳の誕生日の娘さんと一緒に来ていたたご婦人は
今も怖くて夜が眠れない、遠出もできないと涙を流していた。
まだ、まだ震災の影響から復興と言うには程遠いのだ
涙に接して原発事故のことを話すこともできなくなってしまった。
大変ななかにも笑顔を絶やさずみんなが歯を食いしばった頑張っていることに
頭が下がった。
めげずに・・・、と言うのが精いっぱいだった。
