縞枯山荘

新しいカメラを担いで天皇誕生日
W夫妻の車に便乗して一泊で北八ヶ岳に雪山遊びに行った。
快晴だったので
ピラタスからロープウェイを見上げながら坪庭に登り、

(ことしは去年よりずいぶん雪が多い)
縞枯山山荘に荷物を置いて、

(登山口からおよそ2時間で小屋に到着、アイゼンを着ける)
縞枯山頂上から少し先の展望台がゴール。
縞枯山への直登の登山道ではアイゼンを付けた脚が攣りそうになった。

(展望台から見た南八ヶ岳連峰、あいにく曇ってきた)
はじめて泊まる縞枯山荘はソーラー蓄電とランプの4階建てで、三角屋根の家庭的な山小屋だ。

夕食のあとは薪ストーブのおき炭を入れた堀炬燵にみんなで足を入れ、
登山談義に花が咲いた。
仕事を終えた小屋番さんが日本酒(なんと雪中梅)の一升瓶を出してくれて
いっきに宴会が盛り上がる。
宿泊者は19人で若い女性が多かった。
脳出血の後遺症で右半身の不自由な方が奥さんと二人で登ってきていて
不自由な体でも時間をかければ山に登れるし、四国の霊場巡りも歩いて廻ったと話していた(すごい)。
夜は吹雪いて朝の気温は零下16℃だったが、
二日目のクリスマスイヴも晴れ。登ってきた道を歩いて下り、

小斉の湯で露天風呂に入り、そば庄で蕎麦を食べて帰ってきた。
笹子トンネルが不通なためか、道は空いていた。
撮影旅行を兼ねた雪山遊びは天気に恵まれて今年の山歩き締めくくりらしい休日となった。