山歩き

身辺雑記_「ちむどんどん」と山の小説

花より団子のたとえあり 昨日は中秋の満月だった。ススキを花器に生け、団子と月餅を飾ったおかげだろうか、綺麗な満月が眺められた。 11号につづいて台風12号が先島諸島に近づいている。例年のことなので沖縄の人たちには年中行事の台風襲来なのかもしれな…

知床旅情_羅臼岳頂上からオホーツクを眺める

羅臼岳頂上から知床連山を見る 国後島 北海道の東端、オホーツク海に角のように突き出した知床半島は、昭和生まれの世代には加藤登紀子がギターひとつを伴奏に哀愁を込めて歌いヒットした、森繁久彌作詞・作曲「知床旅情」の歌詞で初めて聞く地名だった。下…

大雪山旭岳に登る

深田久弥の山岳エッセイ「日本百名山」は北海道の孤島利尻島に聳(そび)える利尻山に始まり屋久島の宮之浦岳に終わる。 利尻山に子どもたちを連れて登ったのは今からちょうど30年前の夏だった(1992年8月17日)。この日は暑い日で持参の水を途中で飲み干…

春の兆しを求めて

蝋梅(ロウバイ) 茶畑に広がるロウバイの林 展望台から 神奈川県西部の松田町寄(「やどりき」)に春の兆しを求めて蝋梅(ロウバイ)を観に行った。仕事のない日は家にこもり気味なので、人混みを避けて、気分転換がしたいと思った。 久し振りに車を運転し…

年の瀬

今年もあと10日となった。気分的にはなんとなく気忙しいけれど、日々の暮らしは淡々と進む。 夕方、所用で元職場近くの尾根道を歩いていると地平の果てに富士山と神奈川の山並みが見えた、 この数日、冬らしい寒波が襲来し、晴れの日が続いている。澄み切っ…

湯ノ花温泉に泊まる

尾瀬沼の入り口、尾瀨御池には自宅から車でおよそ5時間かかった。尾瀬沼周回を終えて登山口の沼山峠に戻り、15時50分発のバスに乗って20分で尾瀨御池に戻った。まだ明るい時間帯なので帰ろうと思えば日帰りも可能だったけれど、せっかく遠くまできたから温泉…

尾瀬沼周遊

晴れの天気予報が出た10月15日金曜日、尾瀬沼の周遊に出かけた。 縦走やテント泊など、なんども訪れている尾瀬だがこれまで尾瀬沼を一周したことがない。 非常事態宣言が解除されたのを機に、道志村の別荘主のKM氏を誘って紅葉の尾瀬に行った。 尾瀨御池(お…

尾瀬ヶ原からの便り

尾瀬ヶ原に咲くタテヤマリンドウ 西日本では例年になく早々と梅雨入りしたのに 関東ではさっぱり入梅の知らせが届かない。 とはいえこの季節がら毎日不安定な天候の繰り返しで つかの間の蒸し暑い晴れ間が見えたあとには霧雨や風が吹く日が続いている。 山々…

秋田で湯治

GoToトラベル・キャンペーンのなか予約が取れたので、慢性腰痛の療養に秋田の乳頭温泉郷に湯治に行った。 角館で食べた比内鶏の親子丼と稲庭うどん この温泉は田沢湖を眼下に眺める秋田駒ケ岳の山腹にある。 スキー場のある田沢湖温泉郷を過ぎ、ブナの森のな…

白濁の黒湯温泉と霧の秋田駒ケ岳

乳頭温泉郷七湯のひとつ、黒湯温泉は単純硫黄泉を源泉とする老舗の温泉宿である。 ブナの森に囲まれ、三百五十年に及ぶ長い歴史のある温泉で、名前は黒湯だがお湯は白濁した硫黄泉だ。温泉が自噴する先達川の河原に点在する宿泊棟や茅葺の自炊棟、川沿いの露…

太平湖と小又峡の滝巡り

太平湖の航跡 北東北の旅は三日目、連休最終日の7月26日は日曜日。もし天気が回復するようであればもう一度森吉山に登って北東北の山々を眺めたいと思った。残念ながら目覚めると外はしっかりと雨だった。 前夜、次の宿泊地をどこにするかあちこち探している…

森吉山と秋田内陸縦貫鉄道

今回の北東北の旅は予定未定で出発した。訪れたい場所は複数あった。 最初に泊まる宿だけは決めて、あとは泊まるところが見つからなければ、すぐそばに立ち寄り温泉がある定番の岩木山山麓の桜林キャンプ場に野宿するつもりでテントと炊事用具と生米を車に入…

八幡平

秋田と岩手にまたがる八幡平は太古の噴火によって噴き出た溶岩がもっこりと固まった高原のような山である。まるで緑色の握り飯を押しつぶしたような火山地帯だ。 名前は、むかし、征夷大将軍坂上田村麻呂がこの地で八幡神に武運長久を祈願したことに由来する…

梅雨の尾瀬ヶ原

嵐のような雨と風の梅雨模様が続く。 こんな天気の毎日だけれど、しばらく尾瀬に行っていないので、さんざん迷ったあげく、日帰りで尾瀬ヶ原の空気を吸いに行った。 車中ずっと雨。 戸倉駐車場に車を停めはしたが、引き返そうかと思った。 意を決して乗り合…

西表島紀行

石垣島の英雄、具志堅用高の像が建つ石垣港 空港のない西表島へは石垣島から高速船に乗って渡る。石垣港離島ターミナルから小一時間だった。 今回の西表島訪問の目玉はサガリバナ鑑賞である。 旅行好きの友人から一生に一度は見る価値があると勧められて、こ…

宝登山の臘梅

立春をまぢかに控えて関東では快晴の日が続いている。 気温も上がり暖かいので宝登山(ほどさん)に臘梅を見に出かけた。 宝登山(長瀞アルプス)は標高500メートル足らずの低山だけれど 秩父鉄道長瀞駅前の宝登山神社から頂上までロープウェイもある秩父の…

竹芝桟橋から船に乗って

先週の金曜日(24日)、朝一番のジェットホイールに乗り一泊で伊豆大島に行った。 久しぶりの島旅だ。 南海の孤島に行くのに飛行機ではなんとも風情がない。島旅は船に乗ってこそである。 船に揺られ、大海原を越え、潮風に吹かれてたどり着くのが島旅の醍醐…

三浦半島鷹取山を散策

暦の上ではあと一週間で立冬(11月8日)。不安定な天気が続く今年の秋だが久しぶりに秋雨前線が消失して、この数日は晴天が続いた。このところ、運動らしい運動をしていないので、晴天の天気予報がでた今日は、リュックにカメラと水筒を入れて散歩に出かけた…

山の日は湯の丸高原キャンプと池の平散策

今年の「山の日」は日曜日。振替で12日(月)が休日となって、世の中はお盆を控えて土日月の三連休となった。 今年は、「山の日」前日に湯の丸高原で焚き火キャンプし、翌日は朝日に輝く池の平湿原を散策した。 出発する時点ですでに圏央道は渋滞だったので…

紅葉の高尾山

12月最初の日曜日。午前中、高尾山に紅葉探索に行った。 10月に訪れた時はまだ早すぎたので、11月中にもう一度来てみようと思っていたが月が替わってしまった。登山口のケーブルカー乗り場あたりは今が最盛期。 今回は6号路を登り、稲荷山コースを下ってきた…

高尾山の紅葉はまだ早かった

このところまったく運動らしい運動をしていない。 食べて飲んでばかりの不健康な毎日なので、少しは体を動かすようにと神の声(おかみさんネ!)が響き、朝一番で握り飯を持って高尾山に出かけた。 朝5時半に車で家を出ると1時間で高尾山口に着いた。東名も…

志賀高原池めぐりと木戸池キャンプ

志賀高原は冬場のスキーのメッカ。所在地は長野県下高井郡山ノ内町志賀高原だ。 つい先日噴火した群馬県草津町の白根山と本白根山がすぐそばだが、山好きにとっては観光地のイメージが強く、なんとなく掴みどころがない。 先週の笠取山とは逆で、田中澄江の…

多摩川の源頭・源流を訪ねる〜笠取山

酷暑の続く毎日。今年から新たにできた「山の日」の制定記念に、8月11日(土)は多摩川の源頭・源流を訪ねる笠取山登山に出かけた。 この山は田中澄江著「新・花の百名山」に載っているけれど、どういう訳か、山と渓谷社がNHKの番組を踏まえて編集した「花の…

夏休みは北海道

いちはやく梅雨が明けて、いまだ経験したことのない猛暑とともにはじまった今年の七月。 月末の週末には義母の三回忌があるので、今年はこれに合わせて北海道に夏休み旅行に出かけた。 一昨年に引き続き北海道の大雪山系に行き、前回天候の具合で未踏峰とな…

両俣小屋から間ノ岳往復

日本百名山のうち3000メートルを越える頂のなかで唯一の未踏峰である間ノ岳に登った。 今回選んだ両俣小屋からのコースは知る人ぞ知る超マイナーな登山コースだ。 と言うよりも、ほとんど知る人がいないと言ったほうが正確かもしれない。 「山と渓谷」付録の…

道志村菰釣山の山歩き

この週末は、もし天気が良かったら、孫のカンくんと尾瀬沼キャンプに行くはずだった。 残念ながら台風と梅雨の戻りで中止にした。 結局、昨日の土曜日は昼からビールを飲んで昼寝をして夕方また飲んでしまい1日を無為に過ごしてしまった。 今朝は見事な朝焼…

八ヶ岳ソロテント

先週末の金、土でテントを担いで八ヶ岳に行った。 関東地方の梅雨明けは車がちょうど夏沢峠への登山口である桜平駐車場(上)に着いたときにラジオで知った。 八ヶ岳はこの夏沢峠で南部と北部に分かれる。 この時期は夏の花の見ごろを迎えているはずだ。 今…

尾瀬ヶ原の二人キャンプ

先週末はカン君と二人で尾瀬ヶ原にキャンプに出かけた。 ちょうど沖縄から小笠原の沖へと台風6号がゆっくりと通過する梅雨の真っ最中に もうきっと、これから先に何度も叶うことがないかもしれない孫のカン君と二人きりのテントを担いでの山中キャンプだ。 …

北鎌倉から天園ウォーキング

今朝もどんよりと曇り空だったけれど だんだん日が差してきたのでカンちゃん母子を誘って歩きに行った。 今日も急きょ決まったので準備が間に合わずお昼のサンドイッチと甘いチャイ、 缶ビールを一本だけ持って北鎌倉で待ち合わせることにして出かけた。 は…

湯河原幕山の梅とメジロ

お雛祭りの3月3日は春らしい温かい一日だった。 日帰りで帯広に行く予定だったが肝心の息子が大雪で帯広に来れなくなって延期。 急だけれど、カンちゃん母子を誘って湯河原の幕山に梅とメジロを観に行った。 幕山は30年ぶりくらい。 古い記憶では小高い丘…