大雪

昨日の土曜日、関東では20数年ぶりの記録的な大雪が降った。

昼間はまさに横殴りの吹雪で、こんな天気は本当に久しぶりだ。
すごいすごいと言いながら、午前中は外を眺めてすごしたが、
さすがに午後には退屈して、ビールを飲みながら模型作りをした。
孫がいれば一緒に作るところだが、この天気では迎えにも行けない。
深夜には雪が止んで、今朝はもう屋根の雪は大分落ちていた。

7時前に外に出てみると、さすがに走っている車のほとんどはチェーンを巻いていた。

気温が上がってきても歩道は凍ってつるつるで、車道は残った雪でぐずぐず状態だ。
陽がさしてきたら、雪景色の近場を散歩しようと思っていたが、道が悪くて意欲がでない。
どうしようか、と迷っているうちにどんどん暖かくなって
もたいないので登山靴を履いて散歩に出かけた。
コースは定番の新逗子から鎌倉までにした。

(逗子海岸)
海岸に出ると波打ち際までが白一色の雪原で、
小坪に抜ける披露山への道はラッセル状態だった。

(道端のアロエの花)
披露山は鎌倉時代、幕府の御家人が別邸を築いた場所で、
頼朝が各地の貢物を披露したことでこの名が付いたという歴史ある場所だ。
遠く富士山や三浦半島伊豆大島が眺められる眺望の地だ。
今は頂上が公園になっている。

(ボス猿か、身体が一回り大きい)
公園のニホンザルは寒そうだった。子猿は母猿にしがみついて離れようとしない。
小坪への下り坂は踏み跡がなく完全にスノートレッキング状態だ。
材木座海岸でワカメを探したが、すでに捕獲されたあとだった。

材木座海岸
このあと街中に入ると雪が溶けて悪路になった。
今日の歩数は一万五千歩だった。