ノーベル賞と月食

日本人3人が青色LEDの開発でノーベル賞を受賞した。
なかでも異色なのは中村修二カリフォルニア大学教授の受賞だろう。
予定調和のコメントではなくて、彼が歩いた道の肉声が印象的だ。
地方の大学を卒業し、一般企業に勤務し、発明の対価について訴訟を起こし、
当時の判決で600億円の支給が命じられた判決のあと、8億円の調定額で妥協して
日本を離れアメリカに移住した、ある意味意志とこだわりで研究をつづけた人生に
日本のチャレンジに対する社会の反応と日本人気質が象徴されている。
ところで・・・、
今夜は皆既月食の夜。

夕方6時過ぎまでは大きな月が眺められたが、その後は雲が広がってしまい
カメラを抱えて待っていたけれど月は見えなかった。
残念だなあ。