年末

今年の仕事も残すところ、今日を含めてあと二日となった。
何やら、今までとは違う年の瀬を迎えている。
四月からの第2の人生を振り返ると、ご隠居仕事とはほど遠く慌ただしいままにもう年末になった。
義母が亡くなり、大学時代の親友も鬼籍に入り、息子たちは社会人として自立し、
老夫婦は腰痛や肩こりが日常のこととなった年だった。
年末は家族でのんびり南の島で過ごしたい。
夏は北海道、冬は南の島で過ごすのが憧れだ。
以前一緒の職場で働いていた友人はこの年末にスペイン旅行に行っている。
今朝、たくさんの華やかな写真が添付されたメールがスペインから届いた。
昔であれば、渡航中に書いた絵葉書が帰国した後になって届くのが当たり前だったが、今では即座に届く。

それこそドアを開けるとそこはスペインのような気がするほど、世界は狭くなったのかもしれない。
でもゆっくりの時間があっても良い。世界は無限に広い方がいいような気がする。
今年は年賀状書きがないので、何かやり残した感がある。
ブツブツ、独り言を言いながらの年の瀬である。