春の兆し

窓から見える川沿いの桜の木を観察に行ってもまだ小さな蕾しかついていない。
今年は寒さがぶり返し、春が遅い。
天気が不順で、北海道では先週の大雪のあと今度は大雨になっている。
天変地異の前触れだろうか、鹿児島の新燃岳で大きな噴火があり溶岩流が火口から流れ下っている。
韓国岳の頂上からこの山の火口の噴煙を眺めたのは四年前になる。
今朝は西の空は厚い雲に覆われていてたけれど朝日は眩しいくらいの強さだった。
きっと春間近の兆しだろう。

午後になると日が差して気温が上がったので近所の苗屋で種子と花の苗を買ってきた。
これからベランダで野菜の栽培を研究するつもりなので、
ブックオフに野菜栽培の本を四冊ほど注文した。
究極の目標はベランダ栽培で野菜の自給自足だ。
とりあえず研究のためにミックスレタスの種子を通常の土を入れたプランターに蒔いてみた。


目指すのは水耕栽培だが、まだ知識不足でなにもできない。
まずは道具を揃えないといけないのだが、できるだけ廉価に工夫したいので
百円ショップを梯子してみけれど、残念ながら気に入った品は見つからなかった。
太陽光発電も応用して気候に左右されない栽培装置が自作できれば面白いだろう。
小さなマイクロコンピュータを使って自動水やり機能と光照射を装備した全自動栽培ロボットが作れたらもっと面白い。
孫のカンちゃんの今年の夏休みの自由課題にしてくれたらいいのになぁ、と妄想している。