国家の主権

台風が過ぎ秋雨前線が発達して
いっきに秋になった。
今年は季節の変わり目がはっきりし過ぎている。
残暑と言うには夏そのものだった先週の初めから
いきなり季節が変わった。
あちこちの紅葉は遅れ気味と書いてある。
この国では季節ばかりでなく
国際情勢も激変した。
中国の漁船の領海侵犯で
きな臭い雰囲気が流れ出した。
覇権主義は人間の性(さが)だが、
無関心でいいはずがない。
孤高の島国であれるわけがないこの国の
主権が脅かされている。
政治も経済も日々の暮らしも、すべての国の基盤が揺るがされる事態に
自らの立つ場所を真剣に考えるときだ。
陽の傾いてきたこの国のあるべき形を今考えないと危ない境界にきてる。
「日本と日本人」とは何か、夢から覚める時季だ。
・・・秋の季節に思うこと。