三浦半島鷹取山を散策

暦の上ではあと一週間で立冬(11月8日)。不安定な天気が続く今年の秋だが久しぶりに秋雨前線が消失して、この数日は晴天が続いた。このところ、運動らしい運動をしていないので、晴天の天気予報がでた今日は、リュックにカメラと水筒を入れて散歩に出かけた。

トレッキングというにはおこがましいが、行き先は横須賀の鷹取山だった。

三浦半島には大きな山がない。

鷹取山の標高は139メートル。山というよりは丘というとほうがふさわしいがそれでも展望は素晴らしい。昔の石切り場だったこの丘はこの近辺では珍しいロッククライミングの練習場になっている。

京浜急行逗子線神武寺駅を八時に出発。逗子市立小学校・中学校の脇を通って神武寺に向かう。

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医王山神武寺天台宗)は八世紀初頭の聖武天皇の時代に高僧行基薬師如来を収めて開基した由緒あるお寺だ。深山の中に静かに佇む古刹は鎌倉時代には北条氏の篤い加護によって広大な境内をもつ寺だったという。

鷹取山へは神武寺の境内を抜けて山道にはいる。途中にはすり減った岩場に鎖場が設えてある。

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頂上の展望台から東京湾が一望だ。横須賀の市街や久里浜の火力発電所に聳える赤い煙突、遠くは横浜のランドマークタワーが見えた。富士山は見えなかった。うっすら汗をかいて展望台に立つと風が冷たい。さすがに秋を感じた。

秋の野花をみながらススキの穂をかき分けるように進む。関東では珍しい摩崖仏は温和な顔をしている。昭和40年ごろ逗子市在住の篤志家の依頼で横須賀市内の彫刻家藤島茂氏が彫ったと案内板に書いてあった。現代風の端正な顔立ちの石仏だった。

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(シロヨメナ

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ノアザミ(タイアザミ))

f:id:darumammz:20191102092251j:plain(ついこのあいだの台風で倒れのだろう)

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切り立った凝灰岩の絶壁を見上げながら歩く。しかし、標高が百メートルあまりの低山。1時間少し歩くと山中を横断してしまい市街地に下ってしまう。

住宅地の中を大きくカーブする舗装道路を下り、出発からちょうど2時間で京急追浜駅に着いてしまった。歩数は一万歩だった。ひさびさの待望ソロ・トレッキングはあっという間に終わってしまった。

せっかくお茶にお菓子を持参したのに食べる間もなく帰路についた。

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夕方、ラグビーワールドカップ2019決勝戦をみた。

素早い動きと精緻な技術と頭脳的な試合展開で南アフリカイングランドを下し、優勝した。試合後半までまったくトライのない劇的な展開のない進行だったが、わずかワントライではあったものの勝者の南アフリカが決めて文句なしの世界一に輝いた。

これでにわかラクビーファンもすっきりした。いよいよ終幕。