訣別

NHKでは身寄りのない東京山谷地区の見取りのエピソードを流している。
涙が出る。
この時期は年賀状を作り始める時だが、喪中の知らせが次々に舞い込む。
平均寿命が70代後半や80歳以上になった今、若いころとは違う
生きることを考える。
人生は出合いと別れ、永遠などありえない、追憶が現実だ。
いろいろな出会い、いろいろな別離。
今あることはすでに過去に過ぎない。
訣別こそ人生なのだから、嘆くことなど何もない。
ただ平安を祈ることのみができることだろう。