世界で唯一の被爆国である日本。
原子力の圧倒的な力を良く知っている国だからこそ、
平和利用に熱心であってもよいし、科学や行政の英知が
もっとも集約されている国が日本だと思ってきた。
しかし、物事はそんなに簡単な事ではなかった。
東日本大震災での甚大な被害に、希望的誤解が絵空事であることが明らかとなった。
21世紀のエネルギー対策として
世界に先駆けたいろいろな試みが、
ヒトの英知の限界の前に色あせた。
もともとは原発肯定論者だったけれど、
震災後1年の経過をみて考えを変えた。
狭いこの国の安全と自然を守るために
原発は断念するべきだ。
電力の消費と浪費についても考えないといけない。
