小網代の森散策

最近整備されて一般開放された小網代(こあじろ)の森(http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f530740/)に散策に行った。
三浦半島の先端に近い場所にあるこの森は、海に面してヨットハーバーやリゾートマンションに囲まれた小網代湾へ注ぐ小さな小川の周囲に残った森と干潟の一帯を指している。

京浜急行三崎口駅から歩いておよそ20分のところに台地側の入り口が出来た。

そこにおよそ1キロメートルの散策路が整備された。

森には花が咲いてアゲハ蝶がたくさん舞っていた。

(もう夏も終盤、羽根がだいぶ痛んでいる)

森を抜けると湿地になる。

平坦な散策路はその先の湾の干潟に続いている。

この地域にはさまざまな生物が生息してして、
青いカニや茶色いカニもいる。


小指の先の爪ほどの小さな蟹が干潟に無数の穴を開けて顔を出している。

近づくといっせいに穴に逃げる。
赤い蟹はアカテガニだ。

この蟹は干潟ではなくて、森の中に棲んでいて、
夏の満月と新月の夜に、群れになって海に産卵に下りてくることが有名だ。
来年の夏にはぜひ見てみたい。
この森と干潟は行政や地権者や有志が再開発して先月7月20日に一般開放された。
http://www.1101.com/koajiro/2014-07-26.htmlに詳しく書いてある)
さらにいろいろな生物が増えて、小さな生き物の楽園になったら面白いだろうな。

湾側の出入り口に着いたころから雲行きが怪しくなり、
雷とともに雨が降って来たので、バスに乗って駅に戻り帰って来た。
午後からまた陽が射して暑くなった。