映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」を観に行った。
こどものいない老夫婦が住むブルックリンの住まいはエレベータがない5階にある。
年老いて階段を登るのがつらい夫に妻が転居を勧める。
売りに出した物件の内覧会にさまざまな人たちが訪れる。
（主演はモーガン・フリーマンとダイアン・キートン）
若き青春の日々への追憶、繰り返す平凡な日常、誰にでも訪れる黄昏の季節、我身のことのように身につまされる。
終の棲家とはなにか、年老いることとは何かを考えさせられた。
観たあと、切なくも、ほんのりと心温まる映画だった。
