送別会

33年間勤めた職場もいよいよ今月いっぱいで退職になる。
昨日、現役の職員がOBにも声を掛けてくれて盛大な送別会を開いてくれた。
元上司の80歳代から下は20代まで総勢80名に及ぶ賑やかな会だった。
懐かしい顔やもうあまり接点の少なくなった若者たちが集まってくれて部門の同窓会と言ってもいい会にしてくれた。
長いといえば長いし、終わりを迎える時が目の前に迫るとあっと言う間という気もする。
締めの挨拶はうまく喋れなかったが、多くの仲間に支えられ育てられたことに不思議な感慨が込み上げてきた。

祝電や花束に加えて、記念品に登山用の時計をもらった。
念願の現役中の日本百名山踏破は達成できなかったのは残念だが、頂いた時計をはめて残りはこれからのんびり登ろう。
しばらく充電してからゆっくりこれからの人生を考えるつもりだったけれど、
縁あって4月からは別の職場で働くことになる。
悠々自適、晴耕雨読の生活はまだまだおあづけになりそうだ。
最近知ったいい言葉がある。
「萬般存此道」
夢窓疎石の言葉である。