年度末

退職をまじかに控えて、怒涛の年度末。
昨日、最後の送別会が終わり、あとは残務整理の山だ。

(昨日もらった花束)
遣り残したあれこれや荷物の整理をしなければならない。
感傷に浸る間もなく、ドタバタしている。
四月になれば、初日から次の職場が待っている。
幸い健康状態にはこれといって差し当りの問題もないので、
働けるだけ働くことになるのだろうか。
まあ、人生こんなものかもしれない。
このところ夜寝る前に、ローラ・インガルス・ワイルダーの「大草原の小さな家」シリーズを読み直している。
初版本と同じ挿絵のある講談社文庫をブックオフの通販で買い込み、読んでいる。
このシリーズは彼女が65歳を過ぎてから、幼少時の思い出を少年少女向けの文学として書き記している。
当時としては長命な90歳まで生きた彼女の人生賛歌と言ってもいい。
壮大な大草原の中での壮絶な暮らしが綴られている。
悠々自適になったら(そんな暮らしがくるかどうかは別にして)、大自然のなかで暮らしてみたい。
まあ、夢物語だろうが、これからの人生の後半、
新たな夢があってもいいだろう。