朝の鎌倉散歩

山の日以降天気が崩れて、ぐずついた日がつづいている。
酷暑を嘆いていたら、いきなり肌寒い雨が続き、今度は冷害が心配されるようになってしまった。
朝、寝床の中でニュースを読むと中央道で集中豪雨による崖崩れがあり、車数台が事故に巻き込まれたとあった。
夜明けの空は薄曇りで、小雨がぱらついて、すでに蒸し暑い。
早起きしたので朝食前にこのところご無沙汰の鎌倉に散歩に行くことにした。




古都は清閑として晩夏の風情、風がなく蒸し暑いが日差しに力がない。
このまま秋になったらまさに冷夏だ。
蝉の声だけが響く静かな町を八幡様から鎌倉宮まで歩いてゆき、夏らしい天気が戻るように、お参りをしてきた。
鎌倉宮は今日明日が夏祭りのようだ。
冷夏といっても、歩くと汗をかいた。
帰宅後、水のシャワーで汗を流し、昨日届いた信州の蕎麦を食べた。
さすが信州の蕎麦は美味い。クルミダレが絶品だ。

(長野県東御市の草笛商店の生蕎麦)
夜、突然の雷雨があって、大きな雷鳴とともに見事な稲妻が見られた。
稲妻の写真を撮ろうとベランダに出て、濡れながらむやみやたらに連写のシャッターを押したけれど、結果は惨敗だった。
どこに雷が落ちるかわからないので、シャッターを押した時点ですでに稲妻は消えている。
プロはどうやって撮っているのか知りたい。


(稲妻が輝くと一瞬だけ、あたりは昼のように明るくなる)