消毒薬が届いた

f:id:darumammz:20200509213114j:image

緊急事態宣言が延長された。

5月末まで概ねあと1ヶ月の期間が目安で、感染患者が減少すれば途中で解除もありうる。二週間後には見直しが行われるという。

どのような状況ならば解除されるのが明らかになっていないので籠の鳥状態にストレスがいっそう昂まる。

大阪府の知事が独自の解除基準を公表して中央政府の大臣から不快感が表明されて物議を醸している。

すでに医療崩壊に至った地域があり、有識者からもPCR検査体制の整備と検査の増加を訴える意見が次々と発表されている。

一般国民やマスコミから政府の対応に対する不満の声が喧しい。

感染予防のための防護衣や消毒薬の不足が深刻で、一般向けのマスクも品薄状態が続く。

我が家にはアベノマスクはまだ届かない。

神奈川県は東京と大阪に次ぐコロナウイルス感染患者の多い県なので、他県に住む知人や友人みんなが心配してくれている。

遠隔地からの贈答品や母の日を控えてプレゼントにはマスクが届く。有難いことである。

沖縄の友人からは貴重な消毒薬が届いた。

名産の泡盛をさらに二度蒸留して作られた高濃度アルコール。消毒薬としても使えるお酒ふた瓶。

心遣いに涙が出そうになる。もったいなくてとても手指の消毒には使えない。

しばらくは旅行に行けないのでいつになるかはわからないけれど、次に会う機会があったら、心からお礼を言いたい。

お礼の際には、訊かれても困らないように、泡盛が原料だから少しは味見もして、五感を活用した感謝と感想を述べないといけないだろうなあ。

これだけあればしばらくは晩酌には困らないだろうが、もしものために消毒薬として使えるように、手をつけるわけにはいかない。

神棚も仏壇もないのでテレビの前に飾ってある。