土用の丑の日

今日は土用の丑の日だ。
冷蔵庫に備蓄してある、これまでいただいた冷凍の鰻を調理して食べた。
絶滅危惧種の鰻なので敬って美味しく食べたが、どうも違う。
やっぱり鰻は鰻屋で焼きたてを食べるに限る。
香ばしく焼ける身と皮の匂いや炙られて落ちた油が炭火で焦げる香りこそが鰻の真骨頂だろう。
肝吸いや大根の漬物、肝焼きもサイドメニューとして存在感を訴える。
食べ物は生きた文化である、季節の味は大切にしたい。
まるで目黒のサンマ、落語のネタのようだけれど伝統やしきたりも
なくなってしまっていいものではない。
守れるものは守りたい。