横浜探歩ー港の見える丘公園

夜明け頃は雲が広がっていて気温の低い朝を迎えたけれど
日中は日が差して暖かい一日だった。
今日は朝からカメラをぶら下げて横浜探索に出かけた。

大岡川沿いを弘明寺まで歩き、ここから鈍行の京急に乗って日の出町で降り、
馬車道界隈で塀越しに工事中の横浜市庁を覗き、赤煉瓦倉庫では開店準備中のクリスマスマーケットを冷やかし、ぶらぶら象の鼻を経て山下公園で小休止。





明るい海を見ながら日差しの溢れるベンチで持参のおにぎりを食べた。
暖かい風に吹かれて、沖を曳航する船を眺めているとここが港町であることを実感する。
食事を終えてから港の見える丘公園に足を伸ばした。二十年ぶりくらいの再訪だった。
広いバラ園で冬咲きのバラを眺め、木漏れ日のなかの外人墓地を散策して
山手十番館の前の坂を下り、クリスマスセールの近い元町商店街をそぞろ歩いて
関内まで戻り地下鉄に乗って帰ってきた。





これで約二万歩の散歩だった。
お土産に地下街の銀ダコでたこ焼きを仕入れ、ついでに東南アジアのビールと焼き鳥も買って、自宅で早々と宴会モードに突入。
日が暮れる頃にはすっかり出来上がってしまった。
年の瀬が迫る慌ただしい街の風情とは裏腹にのんびりの師走の日曜日だった。