大倉山はもう春爛漫

長男家のへーちゃんもこの四月から小学校一年生だ。

ぼろぼろになったタオルとピンクのイルカのヌイグルミをいつも身から離さなかった

甘えん坊のやんちゃ坊主がいつの間にか学校に入る年になっている。

昨日は保育園最後の発表会だった。

大きな声で歌い、ピアニカを器用に吹いて、にこにこと楽しんでいる姿を見ると

まだ生まれてたった6年しかたっていないのに月日の重みと時間の不思議を感じた。

f:id:darumammz:20190216105916j:plain

f:id:darumammz:20190216105043j:plain

発表会のあと、大倉山公園に梅まつりの見物に行ってみた。

駅前の坂道を登り息を切らせて公園に着くと

春を待ちわびた老若男女、観光客でいっぱいだった。

地元の中学校による野点の催しや舞台では若者の和太鼓の演技が賑やかだった。

f:id:darumammz:20190216120514j:plain

f:id:darumammz:20190216122455j:plain

f:id:darumammz:20190216120733j:plain
威容がなんとなく周囲とそぐわない白い大倉山記念館の前の林をはじめ公園内にはたくさんの露店が出ていて

咲き始めた梅林のあちこちで来園者は思い思いの軽食を買って食べている。

気温が上がった午後、眩しい陽が差して堅い蕾が音を立てて開くような気がした。

あたりには梅の香りが漂い、すでにもう春は始まっていた。