三渓園に春を観に行く

昨日は曇り空だったが、今日が一日雨の予報だったので、散歩を兼ねてカメラを担いで三渓園に歩いて行ってみた。

バスに乗って磯子駅まで行き、そこから根岸駅前を越え、本牧通りを通って三渓園まで歩いた。天気予報は外れ。曇りのいち日。

広々とした本牧通りには瀟洒な高層の集合住宅や真新しいこじんまりとした一戸建ての家々が続き、すっかり昔の面影は無くなってしまった。桜もすでに古木ばかり。

三渓園には観客が少なかった。新型コロナウイルス感染症のせいばかりではないだろう。入場料が一人700円は予想外に高い。年金生活者にとって財布に優しくない。横浜市民は「濵ともカード」というものを提示すれば200円らしいが、一般の高齢者にも割引があってもいいのにと思った。園内はまだ春は始まったばかりの印象だった。

園内は猿回しの太鼓が響く。梅林に水仙が咲いていた。梅はまだ三分咲き。

水辺にカワセミがいた。望遠レンズを付けて、ずいぶんと粘ったが決定的な一枚は撮れなかった。動きが速すぎてついて行けない。

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持参の草餅を食べ、握り飯も食べ、缶ビールを飲んで一息。

ここからまた本牧通りを歩き、山手駅前を越え、昔行った中華料理店「奇珍」の前を過ぎ、トンネルを抜け、元町にたどり着く。

元町も人出が少ない。

菊久屋でケーキを買い、疲れ果てて脚と腰が痛くなり、とうとう山下町からはバスに乗って帰ってきた。昨日の歩数計の成果は2万3千歩だった。

自分用に買って帰った喜久屋のチョコレートケーキ(ガナッシュ)はとても美味しかった。

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(食べてしまったので箱だけ)