山のホテルのつつじは見ごろを過ぎていた

今日は朝から快晴。乾燥してさわやかな五月晴れだ。ずっと以前からこの時季に一度行ってみたい、見てみたい場所がある。昨日ブログをみると今が見ごろと出ていたので、箱根の小田急山のホテルのつつじ・シャクナゲフェアに行ってみた。

これまで何度か箱根には行ったことがあるが、多くは自家用車でドライブがてらの旅で、5月のこの時季はまだ行ったことがない。天気がいいし、運動不足解消をかねて公共交通機関を利用して行ってみることにした。

この行楽は夜明けとともにまだふとんの中で急遽決めたので、とりあえずJR電車で小田原まで行き、電車の中でこの先の交通手段を決めることにして家をでた。車内で調べると箱根登山鉄道に乗り継ぎ、その先さらにバスに乗り換えなどしなくても、小田原駅前から箱根登山バスに乗り換えれば芦ノ湖畔の箱根町港まで一気に辿り着けるとことが分かった(片道1340円)。まったく便利な世の中になったものだ。スマホは神の道具だ。この手段で行くことにした。

箱根町港から小半時湖畔を歩いた。雲ひとつない青空のもと、風もない。空気が澄み、残雪の富士山が鮮やかに見える。穏やかな、明るく、波のない芦ノ湖では多くの釣り人が岸壁から竿を出していた。通りかかるとちょうど大きな魚を釣り上げた女性がいて、見せてもらうと30センチ近いブラウントラウトという大物だった。外来魚だろうが、ぷっくり太っていてソテーやムニエルにしたら旨そうだった。ニジマスを釣り上げている釣り人もいた。桟橋から湖水をのぞき込むと大きな魚が群れになって泳いでいるのが見えた。

(箱根小田急山のホテル正面玄関)

庭園の入園料はひとり千円。つつじもシャクナゲも見ごろは過ぎていた。残念ながらの、初めての訪問だが、見ごろならすばらしいだろう。ホテルの庭を埋め尽くすつつじもそうだが、それに連なるシャクナゲ園がまたすごい。すでにほとんどのシャクナゲは花を落としてしまっていたが、咲き残る木でははじめて見る種類のおおぶりの花が見事だった。これだけ多彩な種類のシャクナゲが一堂に集められている施設はおそらく国内にはそれほどないのではないかと思う。ぜひ最盛期にまた来てみたいと思った。

せっかく来たのでホテルのレストランで我が家としては大奮発のランチを食べた。久しぶりのフレンチのショートコースに舌鼓をうった。

コストパフォーマンスは最高。最近は結婚式にも呼ばれないので、フランス料理は本当に久しぶりだ。ランチだけでもまた食べにきたい。また足を運びたい施設がひとつ増えた。

今日一日の散歩歩数は一万四千歩あまり、消費カロリーはわずか449 k カロリーで、摂取したランチの総カロリーの半分にも及ばなかった。貯金は減ることはあっても増えないのに、体重は増えるばかりで減ることがない。なかなか健康増進は難しい。