尾瀬ヶ原

早起きして日帰りで尾瀬水芭蕉を見に行った。
晴れたり曇ったりの歩くには絶好の天気だった。

(燧ヶ岳(ひうちがたけ))
今年は春の訪れが遅かったし、例年より早い入梅だったから
水芭蕉の時季としてはどうかと心配したが
すでにもう最盛期だった。

(定番の至仏山をバックに水芭蕉
至仏山も燧ヶ岳も残雪は少な目だ。
リュウキンカもたくさん咲いて今が盛りだった。
透き通るような新緑の山の端からときおり風が吹いて気持ちがよかった。
ツアー客やハイカーが大勢来ていて木道はにぎやかだったけれど
広い尾瀬ヶ原では喧騒を感じなかった。
東電小屋前でらーめんを煮て食べ、竜宮を回って鳩待峠に戻った。
ふたつの名山に囲まれた湿原で深呼吸をすると生き返った気がする。
まだ行ったことがないが国内では釧路の湿原が尾瀬とは比較にならないほど広いと北海道を愛する道産子は言うけれど、
山間にたたずむ尾瀬の湿原の風情は格別だと思う。
久しぶりの山の中の散策で帰ってきたら足が痛い。
ようやく夏山シーズンが来たけれど二日続きの休みがなくて
遠いところには行けないのが悩みの種だ。