入笠山のすずらん

昨日、九州が梅雨入りしたようだ。関東でももう雨の季節が間近に迫って、今朝は朝から小雨が降る。
昨日の土曜日は晴れのち曇りの予報だったので、入笠山トレッキングに行った。
薄曇りのなか、ゴンドラに乗って、八ヶ岳を眺めながらの爽快な山歩きができた。

ゴンドラ駅のすぐ近くの斜面には、アツモリソウがなん株か咲いていた。


スズランはいまが最盛期で、小さな入笠湿原に面した斜面には可憐なスズランが一面に自生して見事だった。
湿原にはアヤメや菖蒲はまだ咲いていなかったが、レンゲツツジは淡い朱色の花を、シロバナヘビイチゴニリンソウが小さな白い花を開いていた。



湿原を過ぎ、お花畑を登って林のなかに入るとクリンソウが群生していた。
ゴンドラ駅から一時間で山頂に着く。
すこし靄がかかる八ヶ岳は、それでも立派な姿だ。

大阿原湿原に下り、ラーメンとおにぎりを食べ、ゴンドラ駅にもどる周遊コースをのんびり歩く。
道端にはミズの白い花が一面に広がって、わずかな香りを漂わせていた。
手軽だか、花の百名山の名前に背かないすがすがしい山歩きだった。
歩数計は約2万歩だった。
今日は一日休息日。
昼から白ワインを飲み、ピザを焼いて食べた。

午後、本屋にいって、夕食は鮎を焼いて食べた。
食後はテレビを消して、久しぶりにショパンを聴いた。
ショパンが聴けるようになるのに40年かかった。
昔はショパンが嫌いだった。でも今では彼が描いた世界が目の前に見えるような気がする。

この週末は完全に食べ過ぎで太ってしまった。
飲み食いを少し控えないといけないか。