宝登山の臘梅


立春をまぢかに控えて関東では快晴の日が続いている。

気温も上がり暖かいので宝登山(ほどさん)に臘梅を見に出かけた。

宝登山長瀞アルプス)は標高500メートル足らずの低山だけれど

秩父鉄道長瀞駅前の宝登山神社から頂上までロープウェイもある秩父の観光地。

今回は長瀞駅のひとつ手前の野上駅前の長瀞町役場の駐車場に車を停めて歩いて頂上を目指した。

登山口の萬福寺から眩しい日差しの溢れる林を抜け急坂を登っておよそ一時間半で頂上に着いた。

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(頂上の臘梅園)

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秩父の象徴、武甲山

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両神山

頂上直下は一面、黄色い臘梅の花に埋められて見事。西と東の斜面が臘梅園になっている。

眺望の良い頂上からは武甲山両神山がよく見えた。梅園もあったがこちらはまだ蕾が硬かった。

ロープウェイ頂上駅近くの斜面には福寿草も咲いていた。

気温が上がって下りの登山道はぬかるんで滑りそうだった。

一時間足らずで長瀞駅に着いた。

うまい具合にあまり待たずに上り列車が来る時間だったのでひと駅、3分だが記念に野上駅まで列車に乗った。

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単線レールの秩父鉄道長瀞駅駅で下り列車とすれ違い、3両のローカル線はガタガタゆれながら国道140号線に並列して走る。

朝6時に家を出て夕方5時に帰宅した。片道150キロ三時間の長瀞はかなり遠いが、それでも行くだけの価値がある気持ちの良い春まじかの1日だった。