昨日は節分。
郷土の伝統文化を観に行く。
鬼と書いた大きな的に矢を射る、的射行事。
駅前に設けられた仮設の神棚でお祓いをうけたあと、年男が大きな的を担いで神社まで練り歩き、町中の邪気を集める。
境内で的に矢を放ち、今年の厄を払う。
最後に矢の刺さった的に火を放ち、鬼と厄を焼き払う。
このあと豆まきだ。
「福は内、鬼は外」。
豆の入った小袋が空を舞い、春の日差しが境内を包む。
この地の鹿嶋神社のいわれは定かでないが、千年近い歴史があるらしい。
こじんまりした神社の境内は、お正月と節分くらいしか人がいない。
うとうと、昼寝の最中だった神様は社の中で何事かと驚いたことだろう。
もうすぐ春が来る。