息子の家の近くの公園にカワセミの巣があると聞いて、先週末にカメラを持って散歩がてら案内してもらった。
この公園にはいつも、朝からずっとカワセミ狙いの写真マニアがカメラを構えているそうだ。
ちょうど昼時だったからだろうか、常連客がひき上げたので空いたベンチに座って待っていると、甲高い鳴き声とともに雄のカワセミが水辺の枝に飛来した。
巣はずっと上の森の中なのでみえないが、水辺より少し上の木の枝に止まってじっと水面を見ている。
突然、飛び出し水面をかすめると嘴の先には小魚を咥(くわえ)ている。ナイスキャッチ!見事な猟だ。
まだ動いている捕まえた魚を器用に咥えなおして木の枝に打ち付けている。気絶させているようだ。
なかなか遭遇することの難しい光景だが、写真に撮るのはさらに難しい。残念ながら着水した瞬間は撮れなかった(ピンボケ)。修業が足りない。
小半時ぐらいで木の中に入ってしまい見えなくなった。
カワセミ撮りは面白い。もっと近ければしょっちゅう来たいところだ。
翡翠の怒りではなく魚を食む 青羊