散歩

雑草という植物

いきなりの真夏日が続いたあとは梅雨入りを思わせる雨となった。奄美諸島や沖縄は梅雨入りしたようだ。早々の入梅かと思ったが、例年より少し遅いそうだ。 五月は一年で最も爽やかな季節。晴れた日の散歩にはこれ以上の時季はない。あちこちの植え込みには紫…

コケコッコ花

幼い頃に覚えたものの名前は一生忘れない。 バス停前に鮮やかなタチアオイが咲いていた。 北海道で生まれ育った妻はこの花を見て、地元ではこの花をコケコッコ花と呼んでいたという。子ども達が花びらを鼻の先につけて鶏の真似をして遊ぶのでこの名で呼ばれ…

山のホテルのつつじは見ごろを過ぎていた

今日は朝から快晴。乾燥してさわやかな五月晴れだ。ずっと以前からこの時季に一度行ってみたい、見てみたい場所がある。昨日ブログをみると今が見ごろと出ていたので、箱根の小田急山のホテルのつつじ・シャクナゲフェアに行ってみた。 これまで何度か箱根に…

トラットリア・デ・ケンゾーでランチを食べる

奈良旅行に行ったり、仕事の予定もあったので、今年はまだ地元の桜を見ずに過ごしてしまった。そもそもこんなに早く桜が咲くとは思っていなかったし、全く予想外の季節の移ろいに、それこそ狼狽と言ってもいいような心境になる。地球温暖化のせいなのか、世…

知床旅情_羅臼岳頂上からオホーツクを眺める

羅臼岳頂上から知床連山を見る 国後島 北海道の東端、オホーツク海に角のように突き出した知床半島は、昭和生まれの世代には加藤登紀子がギターひとつを伴奏に哀愁を込めて歌いヒットした、森繁久彌作詞・作曲「知床旅情」の歌詞で初めて聞く地名だった。下…

冬の花

葛原岡神社近くの桜 境内の椿 一月最後の日曜日は大船駅までバスで行きスマートフォンを見ながら街中を抜けて鎌倉中央公園から梶原を経て源氏山まで散歩した。公園から源氏山までは初めて歩く道だ。意外と近い道のりだった。 公園では谷戸で籾焼きの紫煙を上…

春の兆しを求めて

蝋梅(ロウバイ) 茶畑に広がるロウバイの林 展望台から 神奈川県西部の松田町寄(「やどりき」)に春の兆しを求めて蝋梅(ロウバイ)を観に行った。仕事のない日は家にこもり気味なので、人混みを避けて、気分転換がしたいと思った。 久し振りに車を運転し…

M 式「海の幸」森村泰昌展を観に行く

コロナの第6波がいつ来るのか、心中穏やかざる年の瀬を迎えた。おまけに猛威を奮ったデルタ株ではない、さらに凶悪な新たな変異株のオミクロン株の国内への侵入で一気に緊張感が高まる状況になってしまった。今のうちに行動しておかないと今度こそ都市封鎖が…

こどもホスピス「うみとそらのおうち」内覧会

先日(11月21日)、横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」が盛大に落成式を迎えた(認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト )。 一般公開を間近に控えて、昨日、お手伝いしてる認定NPOスマイルオブキッズのスタッフとともに、施設の内覧会に参加して…

東京旅行

この数日、風は強いが明るい陽射しが降り注ぐ小春日和が続いている。 実に久しぶりに電車に乗って東京旅行に行ってみた。東京に行くのはほぼ二年ぶりだ。 銀座三丁目の紙パルプ会館内セントラルミュージアムで開催されている、妻の学校時代の友人が所属する…

湯ノ花温泉に泊まる

尾瀬沼の入り口、尾瀨御池には自宅から車でおよそ5時間かかった。尾瀬沼周回を終えて登山口の沼山峠に戻り、15時50分発のバスに乗って20分で尾瀨御池に戻った。まだ明るい時間帯なので帰ろうと思えば日帰りも可能だったけれど、せっかく遠くまできたから温泉…

虹の朝の散歩

朝の虹 コロナ第五波が爆発的に加速している。感染はパンデミックとなり、国内の毎日の新規感染者発生件数が二万五千人を越えた(最近ではパンデミックという言葉も聞かなくなった)。 自宅療養中の中等症の家族内感染一家で母親が急死して発見されたり、コ…

床屋さんに行く日

八重山諸島や九州南部では梅雨が明けたという知らせが届いているけれど 本州ではあちこちで豪雨による土砂崩れや川の氾濫が起きている 大きな被害と悲報をともなう水害がまるで毎年の年中行事ようになってしまった 久しぶりの晴れ間が覗いた日曜日の今朝は …

念ずれば通ず(蛸の話)

ここ数日ずっと、蛸が食べたいと思って過ごしていた。 寿司屋に行けば誰でもが必ず注文したいネタがあるに違いない。なんと言っても鮪がダントツの一位だろう。自分の場合は、その次にイカ、そして蛸である。美味いイカや蛸に遭遇したときは至福を感じる。 …

古民家巡り

風はまだまだ冷たいが、電車に乗って古民家めぐりの散策に出かけた。 ぶらぶらとかやぶき屋根の古民家や農家がつづく坂道を歩く。 日差しが心地よい。 まるで別世界に迷い込んだよう時間だった。 ほんの50年間前までは農村はこんな環境で日々を暮らしてい…

春が来た

デイジー コロナウイルス感染にともなう緊急事態宣言が3月初旬まで延長されて、不要不急の外出や孫たちとの飲食をともなう面談も控える寂しい日々が続く。 息をひそめて窓から外を眺める暮しが続き、孫たちの渾身の歌謡ショウはzoomで観た。ストレス解消はも…

小さな秋

落ち葉 図書館への行き帰りに公園を散歩すると落ち葉のなかに そこかしこどんぐりが落ちている。 台風10号が去っていよいよ秋雨の始まり。 昼間、雲が切れればまだまだ肌を刺す夏の名残りの陽射しだけれど 気まぐれな驟雨に傘が手放せなくなった。 夜半、雨…

平凡な土曜日

台風10号が南の島に近づいている。強風と豪雨で、百年に一度の規模の台風だと報道されている。 今週はよく働いた。暑い中、よく歩いた。 昨日は早く寝たので午前3時前に目が覚め、NHKプラスを見たりインターネットを観たりで朝を待っていると空が朱く焼けて…

夏の終わりに

今日は八月最後の土曜日。相変わらず35℃近くの猛暑が続いている。 昨夕、安倍晋三内閣総理大臣の電撃的な辞意表明があった。今朝の朝刊新聞の一面はそのことで占められていた。 歴代最長の七年八ヶ月にわたり首相を務めた安倍氏が病気のため任期を一年余り残…

カワセミを見に行く

オスのカワセミ 息子の家の近くの公園にカワセミの巣があると聞いて、先週末にカメラを持って散歩がてら案内してもらった。 この公園にはいつも、朝からずっとカワセミ狙いの写真マニアがカメラを構えているそうだ。 ちょうど昼時だったからだろうか、常連客…

太平湖と小又峡の滝巡り

太平湖の航跡 北東北の旅は三日目、連休最終日の7月26日は日曜日。もし天気が回復するようであればもう一度森吉山に登って北東北の山々を眺めたいと思った。残念ながら目覚めると外はしっかりと雨だった。 前夜、次の宿泊地をどこにするかあちこち探している…

八幡平

秋田と岩手にまたがる八幡平は太古の噴火によって噴き出た溶岩がもっこりと固まった高原のような山である。まるで緑色の握り飯を押しつぶしたような火山地帯だ。 名前は、むかし、征夷大将軍坂上田村麻呂がこの地で八幡神に武運長久を祈願したことに由来する…

梅雨の尾瀬ヶ原

嵐のような雨と風の梅雨模様が続く。 こんな天気の毎日だけれど、しばらく尾瀬に行っていないので、さんざん迷ったあげく、日帰りで尾瀬ヶ原の空気を吸いに行った。 車中ずっと雨。 戸倉駐車場に車を停めはしたが、引き返そうかと思った。 意を決して乗り合…

西表島紀行

石垣島の英雄、具志堅用高の像が建つ石垣港 空港のない西表島へは石垣島から高速船に乗って渡る。石垣港離島ターミナルから小一時間だった。 今回の西表島訪問の目玉はサガリバナ鑑賞である。 旅行好きの友人から一生に一度は見る価値があると勧められて、こ…

桜が散る

桜散る コロナウイルスが猛威を振るい、明日には内閣総理大臣が緊急事態宣言を行うようだ。 心から待ち焦がれた桜の花はいよいよ満開を過ぎて散り始めた。 明るい日差しの溢れる今日は近所の小学校で在校生のお迎えのない入学式が行われていた。 図書館に行…

逗子大崎公園の桜

春近し。この数日、快晴の日が続き明るい旧小正月を迎えた。でも日本列島に寒波が来ている。雪不足と騒がれた日本海側や東北地方では大雪が降っている。 今朝のニュースで北海道ではマイナス36度を記録したそうだ。国内では十九年ぶりの低い気温だという。暖…

宝登山の臘梅

立春をまぢかに控えて関東では快晴の日が続いている。 気温も上がり暖かいので宝登山(ほどさん)に臘梅を見に出かけた。 宝登山(長瀞アルプス)は標高500メートル足らずの低山だけれど 秩父鉄道長瀞駅前の宝登山神社から頂上までロープウェイもある秩父の…

竹芝桟橋から船に乗って

先週の金曜日(24日)、朝一番のジェットホイールに乗り一泊で伊豆大島に行った。 久しぶりの島旅だ。 南海の孤島に行くのに飛行機ではなんとも風情がない。島旅は船に乗ってこそである。 船に揺られ、大海原を越え、潮風に吹かれてたどり着くのが島旅の醍醐…

トルコ料理を初めて食べた

すっかり冬になった。 寒暖の差の激しい天気が続き、冷たい雨の日の翌日は晴れになったりと今年は不安定な12月上旬を迎えた。 ぼちぼちと日雇いの仕事を始めて家でのんびり過ごすことが減ってきた。仕事のない日には散歩に行きたいが、なかなか天気と折り合…

三浦半島鷹取山を散策

暦の上ではあと一週間で立冬(11月8日)。不安定な天気が続く今年の秋だが久しぶりに秋雨前線が消失して、この数日は晴天が続いた。このところ、運動らしい運動をしていないので、晴天の天気予報がでた今日は、リュックにカメラと水筒を入れて散歩に出かけた…