立春と貯金箱

今日はいよいよ立春

昨日の午前中に降った冷たい雨にも、どこか春の兆しが感じられた。

月のない昨夜、老夫婦ふたりでささやかな豆まきをした。今年は例年以上に暖かい春が早く来てくれることを願って豆を撒いた。

昨夜のテレビのニュースでは、1月7日から全国11都府県にだされているコロナウイルス感染による緊急事態宣言が、栃木県を除き10都府県でさらに1ヶ月(3月7日まで)延長されることが決定されて、首相の記者会見が放送された。

県境を越える移動や昼夜を問わず不要不急の外出の自粛が呼びかけられている。

どこにも行けない閉塞感は、新芽が伸びる春の息吹に反するように、曲がり始めた背骨に重くのしかかって背中が痛む。

適度な運動をしないと足腰が弱ってしまうから、天気のよい日にはしっかり防備を固めて散歩に出ることにしている。体力維持のための散歩は不要不急の外出には当てはまらないだろう。

それでも毎日7千歩以上歩くのは難しい。

午後の暖かい日差しが差し込む時間帯には床暖の利いた居間に寝転んでまどろんでばかりだからだろう、体重だけはじわじわと増えてくる。来月受診する人間ドッグに備えて、定期的に体重計に乗るようにした。このままでは冷たい目線でメタボの指導を勧められのが目に見えている。老齢のメタボは必ずしも悪いわけではあるまい。フレイル予防のためと口答えしようと今から、作戦を練っている

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暇つぶしをかねて、いっぱいになった貯金箱に貯まった貨幣を数えてみた。

沖縄旅行の土産にもらった素朴なクイナの絵が付いた泡盛の空き瓶(陶器)を捨てるには忍びなくて、貯金箱にして使っている。

貯金というよりは財布に小銭があふれたときに瓶に入れていているうちに、いつの間にかいっぱいになった。貯めはじめて、おそらく5年以上は経っているだろう。あるいは10年くらい経つのかもしれない。

この瓶の口は小さくて五百円玉が入らないので、入れているのは百円以下の硬貨ばかりだから、持ち重りはするものの、そっれほどの額にはなってはいないはずだ。

数えてみると惜しい。

あと少しで一万円になるところだった。

9946円が合計だった。そろそろシーズンが終わる焼き芋でも買って食べようか。でもダイエット、ダイエット・・・。