月は沈み、陽は登る

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月の入り

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日の出

昨日は午後、霙が降った。

今日は朝から快晴だ。

今年度後期から始また専門学校の授業も昨日が最終日だった。計14回の講義だった。来週試験がある。

二十歳前後が多い学生にとっては、今年は学校行事をはじめなにかと中止になった催しが多く不自由な一年だったと思うが、無事試験を通過して次のステップに進んでほしいと思う。

試験問題の作成には苦労した。専門学校の試験問題作成は初めてだったので、過去問を貰い、あれこれ思案して、けっこう四苦八苦した。難しすぎず簡単すぎずの手加減がわからない。

全員百点でも困るし、不合格者が多数出ても授業をした担当者としては困る。半年のあいだ週一回だけの非常勤講師には学生と接する機会は少ないし、コロナ禍で私語も慎む状況だったので授業の前後に学生と雑談する機会はなく、授業内容や進め方について学生から感想を聞く機会がまったくなかった。いろいろな行事があれば、足を運んで学生たちの日常の姿を見る機会もあっただろうに残念だ。

このあとも講師を頼まれているので、来年度は学生と話す機会があることを期待したい。

知り合いの運営する老人介護施設コロナウイルスクラスターが発生した。利用者の家族に感染者が出たのに施設に知らせてもらえず、結局それが発端で他の利用者や職員にも感染者が出てしまったという。

感染者への偏見や差別を恐れて告知されなかったのだろうか。あるいは無知でこの感染禍への理解がなかったのか。はたまたすべて判っていて黙っていたのか。胸中穏やかならぬ思いがする。施設は当分の間休業せざるを得ない。家族経営の零細の事業者には大きない痛手となっているようだ。

節分まであと四日。2月2日に節分を迎えるのは百二十四年ぶりらしい。

ここ数年すっかりご無沙汰になってしまった豆まきは今年こそしようと思う。

大きな声を出して威勢よく豆を撒き、福はうち、鬼は外、とさけんで疫病を退散させたい。

 そういえばここしばらく殻付きの落花生を食べていない。今年は大豆とともに殻付きの落花生を撒くのがいいかもしれない。