音楽

昨日は横浜みなとみらいホールに、
ピアニスト関孝弘さんのピアノ演奏とトークのチャリティーコンサートに行った。
一台の黒いピアノから生み出される、
明るく流れるようなイタリアの古典や
軽妙なかにも重厚感があるショパンの遺作の独奏を聴いて
久しぶりにリフレッシュした2時間半だった。
音楽は不思議な芸術だ。
見えないし、触れない、音でしか体感できないが、
広いホールで聴くと、
イアフォンやヘッドフォンで聴くのとは違って
身体全体が音楽を感じる。
余韻をのこしながら次々と音が流れて時間とともに消えて行く感覚は他の芸術とは違う。
関さんは「耳の不自由な子ども達のためのコンサート」を開いているそうだ。
不思議な音楽の力は、きっと耳から伝えられるだけではなく心に響くのだろう。