しみじみな思い

今日は夏至
夏に向かう意気込みの一日だ。

季節の巡りで、歴史が築かれる。
もうすでに若いとは言えない息子たちはそれぞれの家庭を持ち、社会に貢献するべき年齢になった。
父親としては複雑な思いが巡る。
親としてどのように子供の養育に携われたかと問われれば、はなはだ心もとない。
きっと子供たちはすべて母親に育てられたと思っているのかもしれない。
おそらく母親は同じ思いだろう。
生活のすべを確保することがかつての父親像だった。
老齢になり、歳とともに子供たちと妻の元気な姿を見るにつけ、複雑で孤独な思いが募るのは自然だろう。

みんな自由にいきたらいい。
今後の自分の生き方も変えることにする。
親としての役割はもう終わりと決めた。
命は有限だから、これからの時間や資産は自分のためだけに使うことに決めた。