道志村の別荘

コロナウイルス感染の再拡大による第4波の襲来とマン防の適用で、どこにも行けずに家でくすぶっていたら、神奈川県と山梨県の境にある道志村に別荘を持つK氏が誘ってくれたので、一泊で泊まりに行ってみた。

国道413号<道志みち>の標識がある曲がりくねった一本道を山中湖方面に走り、晴れていれば富士山の頂上が見えるはずの椿大橋を渡った杉林のなかに別荘があった。杉木立のなかを道志川が流れている。あたりには温泉施設やオートキャンプ場がたくさんある。自宅から3時間足らずの久し振りのドライブだった。

昨日はあいにくの大雨だったが、屋根付きのウッドデッキで薪を焚き、ビールを飲みながら燻製を作り、夕食には庭で摘んだタラの芽や地元特産のクレソンの天ぷらやバーベキューをごちそうになった。

夕方からだんだんと雨脚が強くなり、日が沈むと雨の音だけが聞こえる山間の夜になった。夜半は激しい雨脚だった。

夜が明けると、一転、空全体に青空が広がり、新緑が眩しい朝になっていた。早々起き出して朝靄の杉木立のなかを散策すると、キャンプ場には昨日の滝のような大雨のなかで一夜を過ごした色とりどりの濡れたテントで見えた。早起きのキャンパーがすでに焚き火を燃やしていて、あたりに薪を焚く匂いが漂っていた。

椿大橋から見えた富士山は昨日の冷え込みでまた雪が降ったようだ。すっかり白くなっている。

お土産に自慢の清流をペットボトルに詰めて貰って帰ってきた。

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椿大橋と富士山

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K氏の別荘

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すぐ近くを清流が流れる

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