オオコンニャクの花を見にゆく

東京の小石川植物園ショクダイオオコンニャクの花を見に行った。

小石川植物園には初めて行く。小学校の遠足でも行った記憶がない。都営地下鉄白山駅から10分たらずの東京のど真ん中に鬱蒼と繁る森の植物園は紅葉が見頃。ニュートンの林檎の木やメンデルの葡萄の木があって面白い。

ショクダイオオコンニャクは二年に一度、二日間しか咲かないという世界最大の花を咲かせる植物で、大きな花とともに強烈な匂いが特徴らしい。

温室の中の鉢植えの大きな植物が目当てのショクダイオオコンニャクだった。残念ながら開花にはあと数日が必要な大きな蕾だった。尖った先端は白菜の芯かチコリのようで、立派な立ち姿に感動した。開花前だったので匂いは全くなかった。

オオコンニャク見物のあとは神宮外苑の銀杏並木を見に行った。

もう紅葉の盛りは過ぎていて、銀杏の先端の葉はだいぶ少なくなっていた。それでもすごい人手だった。中国人や韓国人の若い女性が落ち葉を手に取りセルフポートレートを撮っているのが目立った。

この後、遅い昼ごはんを以前から妻が一度は食べてみたいと言っていたカレーチェーン店、CoCo壱番屋で定番のポークカレーとビーフカレーを食べた。退職前は職場のすぐ目の前に店があったのでよく食べていたけれど、久しぶりのこれぞ日本の国民食は結構辛くてまた新鮮な印象で美味かった。