最高峰を踏破

朝起きるとベランダのメダカの鉢には氷が張っていた。
陽は射すが昨日より寒い日だったので
今日も近場の散策で過ごした。
横浜市鎌倉市の境には通称、鎌倉アルプスと呼ばれる尾根がある。

樹木に覆われて眺望はよくないが、手軽なトレキングコースとして地元では人気がある。
今日はバスに乗って横浜側の北の端の円海山への登山口近くまで行って山道に入り、
天園を通って鎌倉宮の奥に下りて鎌倉駅までの行程をおよそ3時間かけて歩いた。
鉄塔の建つ円海山からしばらく行くと横浜市最高峰の大丸山に出た。

ここは標高156メートルの低山で頂上からは東京湾が一望できる。
狭い尾根道には大勢のハイキングの高齢者に混じってランナーや
マウンテンバイクが行きかい賑やかだった。
さらに歩いて行くと天園の休憩所の脇にも最高標高地点の表示があった。

売店のおやじの話では、横浜市が測量をやり直し
最近ここが横浜の標高最高地点であることが分かったそうだ。
天園の岩場で持参のおにぎりをトビにさらわれないように気をつけながら食べた。
住宅地に下りて鎌倉宮を過ぎ、八幡宮に着くと源氏池には青鷺がいた。

餌を捜しているようだったが人があげた菓子や鯉の餌は食べない。

カメラを構えて待つこと十数分、やっと飛び立つところが撮れた。
八幡宮から駅へと続く小町通りは新しい店ばかりになって
すっかり観光地のお土産街になってしまい風情がなく寂しい限りだ。
鎌倉駅からは電車に乗って帰ってきた。